- 地元の魅力
- 実はこんな魅力があるんです!地元の人ならではのおすすめを紹介します。
必ず宮城が好きになる。〜肌で感じる宮城の季節〜
2010/10/05
大河原の一目千本桜
東北・宮城は、四季がとても美しいところです。春夏秋冬それぞれの違いを明確に見て感じることができ、いつ訪れてもその季節折々の素晴らしい景色に出会うことができます。
太平洋が開けているため、気候は温暖で過ごしやすく、東北の中でも他県に比べれば積雪量も多くありません。しかし逆に言えることは、海に沿っている地域のために、夏は湿度が高くムシムシしてとにかく暑い!
子どもの頃は、とにかく「海で遊べる暑い夏が大好き!」、「雪がたくさん降る冬が大好き!」でしたが、最近では「暑くも寒くもない春か秋が一番良い」という考え方にシフトしていきました。歳を取った証拠なのでしょうね・・・。
兎にも角にも、宮城の春と秋はとても気持ち良くて過ごしやすい。そして綺麗です。今回は、私の大好きな【春】と【秋】をご紹介したいと思います。
春はどこの地方でも桜がきれいと言うでしょう。特に東北地方では、東北三大桜の名所として、弘前・角館・北上展勝地が挙げられるほどですが、宮城では大河原の一目千本桜が名所としてよく知られています。前述した三大名所でこそ名を上げることはありませんが、県内では唯一、日本さくら名所100選にも選ばれているところです。
大河原から船岡城跡公園まで、およそ8キロメートルにわたって白石川の両岸に約1200本の桜が植樹されており、白石川をまたぐ橋の上から見るその景色は圧巻です。川沿いの土手道をゆっくりと歩くのもまた美しく、まるで桜のトンネルをくぐっているかのように感じられます。
鳴子峡の紅葉
そして秋。都市部である仙台からは少し離れていますが、鳴子峡まで足を延ばしてみて下さい。鳴子峡は県内随一の紅葉スポット。大谷川がV字を刻む峡谷で、展望台まで上れば色とりどりの紅葉の中にアーチ型の大深沢橋が映え、目を見張る美しさがあります。また、足元を見下ろせば、陸奥東線の線路が走っていることに気づきます。この鉄道と紅葉のマッチングがまた絶景なのですが、鉄道の通る一瞬をカメラに収めるために足を運ぶ人も少なくはありません。
紅葉の見頃には、鳴子の山は清々しい秋の空気でいっぱい。ゆっくりと遊歩道を散歩しながら秋を楽しんでみてはいかがでしょうか?
四季それぞれに美しい宮城を、ぜひ肌で感じてみてください。
さかさん/女性/年齢:20代/宮城県在住/修行中の新人コピーライター。写真と旅とおしゃれが大好き!愛機はキヤノンの30D。最近は肩こりがカメラの重みに耐え切れず接骨院通いの毎日です。おいしいものを食べてるときと布団でごろごろしているときが至福のとき。ビールと軟骨の唐揚げ、塩ラーメンには目がありません。素敵なカフェも開拓中☆