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ユーモアな発想が町の発展に繋がるよう〜柳屋のいかようかん:北海道

2011/05/31

いかようかん。初めてその名前を聞いた時は、イカなの?羊羹なの?紛らわしい!と思ったものだ。そしてある時、何かの広告でそいつの姿を目にする。見るからにイカじゃん。リアルにもほどがある。と思うほど、本物そっくり。これが本当の生々しいというやつか。生菓子だけに・・・。すみません。つまらないギャグを展開してしまいました。気を取り直して・・・。

函館=イカという概念は、もう抗う余地すらない。イカしかないと思われるのはちょっとシャク。だけど、ここまで開き直って「そうです。函館といえばイカなのです」と胸を張っているかのような勇ましさ、嫌いではない。

そう思って、私も「そうです。イカです」とばかりに地方からいらっしゃったお客様にすすめてみた。すると、予想通り、100%の確率でみんなが驚き、喜んでくれるのだ。見た目のインパクトだけで、持ち帰ってから、ちゃんと食べてくれてるのか気になるところ。

ですが、贈ってる私自身、食べたことがなかった。これではいけないと思い、食べてみた。普通のようかんと思って食べたら、うっすらチョコの味。え〜チョコっすかぁ?と一瞬ひいたけど、あらあら結構いける。主張し過ぎないチョコの味、見た目の主張し過ぎと相反するものだ。想像していたのと違って、お味はちゃんとしている。てっきり、見た目重視かと思ってたわ。柳家さん、失礼しました。

それにしてもインパクトあるな〜。どこを見てるの?という目玉も怖いというよりめんこい。めんこいとは・・・北海道弁で可愛いを意味する。

パッケージはすでに"ようかん"としての立ち位置ではなく、「まんま"イカ"でしょ。」と、かなりの勢いで突っ込みたくなるもの。是非お手にとって確認してほしいところ。数量限定なので、心配な方はご予約を。

私はこれからも、開き直りの精神で、地方からいらしたお客様にどんどんすすめようと思う。函館には、こんなにユーモア満載で美味しいお菓子があるのよ。という気持ちを込めて。

柳屋のいかようかん

ライタープロフィール

アールさん/女性/年齢:30代/北海道函館市在住/中学生の男の子2人をもつシングルマザーです。ホステスとして働いていますが、空いた時間は趣味のオークションで出品作業。好きなことは読書と音楽・映画鑑賞。ただ、今はちょっとその時間が取れないのが残念。食べて飲んで寝ることが今の楽しみで、それがストレス解消にも。それでも疲れが著しい時は、椎名林檎さんのCDやDVDで英気を養います。