とびっきりの大好物
これがあれば何もいらない!とびっきりの大好物を紹介します。

庭がほしい理由は、ただ「燻製をつくりたい!」

2010/08/09

好物といえば、何といっても、「酒のサカナ」。とりわけ、燻製モノにはつい手が出てしまいます。燻製なら、肉や魚に限らず、タマゴでもチーズでも笹かまでも、ほとんど何でも好きなので、一度、タラの燻製なんぞを家でつくってみるかと挑戦したところ、悲しいかな、狭いマンション暮らしです。東急ハンズでサクラのチップを仕入れて、捨ててもいいような古い中華ナベで威勢よくケムリを出したとたん、すぐに「煙感知器」が大きな音で騒ぎ出し……。

かといって、ブリキ缶とボータブル・ガスコンロをベランダに持ち出して、イザ燻製を始めようものなら、今度はご近所の方に消防車を呼ばれること必定です。

以来、もっぱら市販品――それも近くのスーパーで手に入る、チープなレバーや砂肝の燻製などを愛好しているわけですが。たまにフトコロに余裕があるときに銀座に出ると、「明治屋」でニシンの燻製を買い、牛タンの燻製を買い、「王子スモークサーモン」の店にも寄ってきます。

といっても、「正規」のスモークサーモンはなかなか高価で、私にとっては「ご贈答用」。なので、「切り落とし」というか、「少々ワケあり」というかの、お手頃品を買ってきます。お安い中骨のあたりのほうが――血合いがまじるところですが――そのかみごたえも好きだし、味のほうも決して悪くはありません。

それにしても、庭つきの家に住みたいですね。いえ、ガーデニングや家庭菜園を楽しもうとは思いません(「これなら枯れるはずがないから」といただいた観葉植物でさえ、すぐにダメにしてしまった前科があります)。

一匹丸ごとのサバやニシン、皮つきの豚のバラ肉……そんな燻製が手づくりできるようなお庭があったら、どんなにステキなことかしらと、ゆでタマゴや焼き魚に「燻製塩」(燻製風味の塩。もっともお手軽に、燻製風味が楽しめます)を振りかけて、ビールのアテにしているのでありました。

ライタープロフィール

オオタクーミンさん/女性/東京在住、もしかして「鉄子」と「歴女」のさきがけだったのかも知れない、ぎりぎりアラフォー世代のライターです。小さいころから、愛読書の1つが時刻表で、プライベートの国内旅行には、たとえ北海道を旅するのにも、飛行機を使うなんてことは、はじめから考えない、まったく日航を応援してない日本人です。