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東京/そこは生き物たちのパラダイス「国立科学博物館」

2012/08/26

上野に来たらパンダとアメ横、と思っている方、もう少し違った楽しみ方をしてみませんか?

上野公園といえば、動物園はもとより、たくさんの国立博物館や美術館が建ち並ぶ文化的な場所ですが、美術鑑賞をしにやってくる人はそんなに多くないのか「よく知らない」「そんな場所あったんだ」という方の声をよく聞きます。

小学校の頃に遠足で来たけれど、大人になってみると、なかなか立ち入る機会がない・・
そんな方におススメしたいのが、「国立科学博物館」です。
入口に、大きなクジラのオブジェが置かれていて、子ども心をそそります。

開催期間が決まった特別展も頻繁に開催されていて、これを目当てみ来る人が多いのですが、実はおススメは常設展。メインターゲットが子どもや家族連れということもあるからでしょうか、ワクワクする楽しめるような展示が多く、大人でも入り込みやすいと思います。美術鑑賞というと、ちょっと、高尚で難しい・・という方には、導入として良いと思います。

さて、展示の中身ですが、科学技術、物理、生物、宇宙・・じっくり見ていたら一日かかるくらいのボリュームがあります。中でも一番の見どころは、やっぱり恐竜。ご存知ティラノサウルスやトリケラトプスなど、有名な恐竜たちの巨大な骨が、展示室いっぱいに飾られています。壁や映り込んだ影を見ていると、本当に動き出して襲ってくるんじゃないかと思えてしまい、子どもでなくても、ドキドキ感を味わえると思います。

このほか、私が好きなのは、剥製のコーナー。こんなに大きい動物がいるんだ!と驚くような迫力満点の動物たちが、ずらりと並んでいます。動物園でも、これだけの動物が一斉にずらりと並ぶことなんて、ありません。圧巻ですよ。

最後に、無料で見ることの出来るシアター36○も必見です。
もともと名古屋の愛・地球博で展示されていたシステムを持ってきていて、球体ドームの全周囲に映る、海や地球の映像を楽しめます。魚たちが天井を颯爽と泳いでいく姿を見れば、声をあげながら楽しめること、間違いないと思います!地球博では、お金を払って大行列を並ばないと見れなかったものが、無料で見れるのですから、お得ですよね。

子ども心に戻ってわくわくドキドキ、そんな気持ちになれる博物館、一度ゆっくり巡ってみてはいかがでしょう。

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ライタープロフィール

中花香さん/女性/年齢:20代/鎌倉出身/会社員/海外旅行、バイオリン演奏、ライブなどが趣味。好きなものは映像、絵本、仏像などです。