みんなの五つ星グルメ

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もう1つの伏見稲荷名物　キツネの「稲荷煎餅」：京都府

2011/08/24

京都・伏見稲荷名物「稲荷煎餅」

千本鳥居で有名な伏見稲荷に来たなら、もう1つ名物という「稲荷煎餅」も食べてみたい。ということで、京阪電車の伏見稲荷駅そばにある「総本家　宝泉堂」に足を運びました。

ここの名物は稲荷煎餅、ということで、お稲荷さん＝キツネの顔をかたどったせんべいです。他のお店にも似たような稲荷煎餅がたくさん置いてありますが、このお店が元祖。店先で、せんべいを焼いている光景も見ることができました。

そして、自宅用にこのキツネの稲荷煎餅を購入すると、その場で「焼き損ねて売ることができないから」と、やや色が濃い稲荷煎餅をいただきました。ひと口パクリと食べてみると、なるほど、白みそを混ぜているということで、なかなかその味が香ばしく伝わってきます。「白みそだから子どもにも食べさせることができる」と店のおばさんに教えてもらった通り、帰宅後に子どもにあげるととても美味しそうに食べていました。

ちなみに、このキツネの稲荷煎餅は、けっこう大きい。まるで、お面にできそうなくらい大きなサイズです。ので、5枚入りを買って帰ると、けっこうなボリュームになりました。お面のような大きなのも、子どもには好評でした。また、別の人にお土産として差し上げてもとても評判がよかったです。いかにも「伏見稲荷に行ってきた」というお土産らしく、さらに元祖で味もお墨付きとあれば、ここの稲荷煎餅はおすすめです。

この稲荷煎餅、もともと岐阜県大垣市にある味噌煎餅をヒントにして東福寺近くで生地に白みそを混ぜてせんべいを作ってあっと言う間に評判になり、今の場所に移転して売り出したところこちらもまたたく間に人気となっていまや伏見稲荷の名物として今日にいたる、とのことです。

ふつうの稲荷煎餅のほか、おみくじが入ったせんべいもあってこちらも人気なのだとか。せんべいを味わってさらに運試しもできる、一石二鳥のこの「鈴」という商品は、また次回、伏見稲荷に行った時にぜひ買ってこようと思います。

宝玉堂（食べログ）

AKIさん／女性／年齢：30代／大阪府在住、自己紹介：日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。