みんなの五つ星グルメ
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清水寺参拝後に食べる湯豆腐は格別な美味しさ!「滝の家」:京都府京都市

2019/05/28

修学旅行などで訪れた経験がある方も多いでしょうが、京都と言えば清水寺参拝は超メジャーです。当時はそこに美味しいお店があるなんて知らなかったのですが、大人になってから参拝すると、清水寺の新しい楽しみ方が見えてきます。そうです、湯豆腐をいただきながらお酒が飲める場所があるのです。

清水寺境内にある「滝の家」は、湯豆腐をはじめ、体が温まるメニューが充実しています。お酒も置いてあるので参拝で疲れた体をいたわるにも好都合です。うどんやそばもありますから、お子様と一緒に参拝した方が休憩を取るポイントでも良いかもしれません。

席についてお酒と湯豆腐をオーダー。さほど待たずに席へと案内してもらえました。あの雰囲気の中で気分をリフレッシュできる貴重な環境は、お腹が空いたという感覚を急速に刺激します。

湯豆腐は木桶に入っており、タレも一緒に運ばれてきます。薬味を好きなように入れて熱々の湯豆腐を食べると、弾力のある豆腐の旨みが口に広がります。豊潤で少し甘い感じの豆腐は、大豆の個性がしっかり感じられる美味しさです。「こんな量、一人で食べるのは難しいのでは?」と思っていましたが、気付くと残りわずかな状態になってしまっているほど、次から次へと美味しさを体に取り込もうという欲望が膨らみます。

季節によっては夜間参拝の折に立ち寄ることもできますし、朝の早い参拝で小腹が空いてしまったという方にも、「滝の家」のメニューは優しく手を差し伸べてくれます。参拝してから晴れやかな気持ちでお腹を満たすことができるのは、旅の疲れも忘れさせてくれる感じがします。ただし、境内の中にあるということで、ベロベロに寄ってしまうようなお酒のたしなみは控えるべきです。

日本の古き良き魅力を感じさせてくれる清水寺。そこで食べる湯豆腐を知ってしまうと、京都に来て良かったという気持ちになるでしょう。季節の移ろいも素晴らしい場所で美味しい食事ができるのは、日頃の労をねぎらう意味としても素敵です。

滝の家
京都府京都市東山区清水1-302 清水寺境内
https://tabelog.com/kyoto/A2601/A260301/26002922/

ライタープロフィール

けぼんさん/男性/年齢:40代/北海道在住/関東の大学を卒業し、言語聴覚士として地域のリハビリに貢献。一度関東へ戻るも、地元の北海道が恋しくなり再度移住。地元愛が強いからか、北海道各地の食のスポットにも精通。旅行と日本酒が大好きな40代。