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センス光るそばの魅力が楽しめる、札幌「蕎麦切り春のすけ」:北海道札幌市

2019/02/26

札幌市にはお蕎麦を楽しめるお店がいくつもありますが、その中でも群を抜いて美味しいと思えるのが「蕎麦切り春のすけ」です。こちらのお店は札幌市北区のファイターズ通りに面していて、札幌駅からも徒歩で訪れることができます。お店の雰囲気は日本酒が美味しそうなのが一目でわかる作りになっています。

昼時だと近くのサラリーマンやOLさんが訪れるので、タイミングが悪ければ入れないという人気店。でも、行く価値のある美味しさが待っています。カウンター席に案内されてメニューを確認すると、細麺と太麺が選べる構成。こういった楽しみ方があるのも、「蕎麦切り春のすけ」ならではです。

王道の盛りそばを頼み、立てかけてあった蕎麦の本を見つつ、しばし待ちます。とは言ってもお蕎麦屋さんって、運ばれてくるのがとても速いんですよね。だからこそ、忙しくてもどんどんお客さんが回転するのです。私が注文してから10分以内に運ばれてきたので、「待つ」という印象はほとんどありません。

頼んでいたお蕎麦が到着し、まずは何もつけずに一口。芳醇な蕎麦の香りが口に広がって、甘さも感じられる素晴らしい出来栄え。そして、かえしを付けて食べると違った印象に変身するのも最高です。甘めのかえしは出汁の香りも強く、少し付けるだけで蕎麦との相乗的な香りが引き立つ感じです。

細麺だけでなく太麺も併せてオーダーしていたのですが、噛み応え満点な太麺も個人的には大好きです。どちらの麺も食べたくなってしまうようなインパクト大な逸品は、何度となく足を運ぶ人が多いというのも納得。そして、お蕎麦を食べ進める頃に供される「蕎麦湯」にも驚かされました。

白濁した濃いめの「蕎麦湯」は、お蕎麦とは別にしているからこその美味しさが感じられます。あんなに濃いのは初めて頂きました。盛りそばのかえしと「蕎麦湯」を合わせると、本当に美味しい香りが口に広がります。このマリアージュがあるからこそ、多くのファンを魅了しているのでしょう。夜は蕎麦居酒屋に変身するという「蕎麦切り春のすけ」。今度は日本酒を楽しみながらの蕎麦も食べてみたいものです。

蕎麦切り 春のすけ
北海道札幌市東区北七条東3-15-72
https://tabelog.com/hokkaido/A0101/A010202/1001922/

ライタープロフィール

けぼんさん/男性/年齢:40代/北海道在住/関東の大学を卒業し、言語聴覚士として地域のリハビリに貢献。一度関東へ戻るも、地元の北海道が恋しくなり再度移住。地元愛が強いからか、北海道各地の食のスポットにも精通。旅行と日本酒が大好きな40代。