みんなの五つ星スイーツ
う〜ん幸せ!みんなが見つけたとっておきのスイーツを紹介します。

和菓子/目黒の隠れた老舗の和菓子屋さんです:東京都目黒区

2010/07/07

つ久し

店内は広く、ゆっくりと商品を見ることができます。

目黒区八雲にお店を構える「つ久し」(つくし)は、1949年創業の老舗の和菓子屋さんです。上質な素材にこだわって作られる和菓子の数々は根強いファンも多く、ご近所に住む芸能人もお店を訪れ、料理評論家の岸朝子さんの著書「続・東京五つ星の手みやげ」の中でも紹介されています。また、テレビ番組や雑誌などでも、つ久しの和菓子が紹介されることが多く、その中でも、必ずといっていいほど登場するのが、つ久しの看板商品でもある「黒豆大福」です。

それまで、虎ノ門の岡埜栄泉の豆大福が、私の個人的な豆大福ランキングではトップの座を守り続けていたので、つ久しの黒豆大福の評判を聞き、どうしても食べずにはいられなくなり、お店に足を運ぶことになりました。つ久しの黒豆大福は普通の豆大福とは違い、丹波産の大粒の黒豆が使われていて、食感がしっかりとしていて、とても食べ応えがあります。

中に包まれた粒あんは甘さが控えめでとてもおいしく、今では普通の豆大福ではちょっと物足りなさを感じてしまうほど気に入り、個人的な豆大福ランキングで現在1位の座をキープし続けています。この黒豆大福は、おいしさに加え、一日に200個しか作っていないこともあって、とても競争率が高く、午後遅い時間に行くと、かなり高い確率で売り切れているので、黒豆大福が食べたいと思ったら早めに行かないとがっかりすることになってしまいます。

また、つ久しには、桜もちや道明寺、草もちやうぐいすもちなど、季節感あふれるいろいろな和菓子があります。道明寺とうぐいすもちは、中に入っているあんの甘さがちょうどよく、いくつでも食べられそうなおいしさです。まだ食べる機会に恵まれていませんが、「あおうめ」という、甘煮の青梅とあんを求肥で包んだ和菓子もとても人気があるそうです。

そのほか、皮に黒糖を使ったどら焼きや最中をはじめ、水ようかんや干菓子などいろいろな種類の和菓子が揃っています。つ久しは、自宅でのお茶うけや、手みやげにぴったりのおいしい和菓子を探している人にぜひおすすめのお店です。

つ久し(和菓子)
つ久し(和菓子) 食べログ

ライタープロフィール

甘露さん/女性/年齢:40代/東京在住、アラフォー世代に突入し、肩の力がやっと抜け、気分的には一番のんびりと毎日を過ごしています。おいしいものが大好きで、料理の腕を上げたいと日々研究中です。散歩やホームシアターで映画を観ることで、日々のストレスを解消しています。