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やきそば/B級グルメの火付け役、絶品富士宮やきそば!:静岡県富士宮市
2010/05/12
うるおいていの駐車場から見える富士山です。きれいですね。
B−1グランプリという、B級ご当地グルメ日本一決定戦の、第1回と第2回で2回連続1位を獲得したという「富士宮やきそば」をやっと現地で食べることができました。ちなみに、焼きそばではなく「やきそば」と書くそうで、「富士宮やきそば」として商標登録もされているそうです。
さて、長いあいだ心待ちにしていた富士宮やきそばをどこのお店で食べようか?と悩んだ末、富士宮やきそばの有名店のひとつ「うるおいてい」に車を走らせました。お目当ては、一日限定20食の「うるおい焼きそば」です。さすがに土日は限定80食になるそうですが、その日は平日だったため、この限定のうるおい焼きそばを食べ損ねてなるものかと、道に迷いながら、なんとかたどり着きました。開店時間を少し過ぎたばかりなのに、駐車場はほとんど埋まっていて、うるおい焼きそばは食べられるの?と焦りながらお店に入りました。
席に案内され、迷わずうるおい焼きそばを頼むと、どうやら限定20食に間に合ったらしく、無事に注文することができました。鉄板の前でわくわくしながら待っていると、お隣の鉄板でお店のご主人が見事な手つきで焼きそばを焼き始めます。お隣の鉄板をちらちら覗き見しつつ、店中に立ち込めるおいしい匂いに包まれながら、じっと待ちました。
そして、ついにご主人が私の目の前の鉄板に登場しました。うるおい焼きそばは、地元のせ製麺所で地粉を使って作られる貴重な麺を使っているそうで、普通の焼きそばの麺と比べると、かなり弾力があります。両手に金属製のへらを持ったご主人が、手際よく麺と具材を炒めていきます。投入される具材は、お肉やエビ、イカのほかにあわび茸というきのこなどで、いろいろな食感が楽しめます。
焼き上がり直前に鉄板に注がれるお水は、富士山の湧き水だそうで、地元の食材にとことんこだわった、うるおい焼きそばは、自家製のソースがまんべんなく混ざったところで、麺の中に半熟の目玉焼きが投入され、削り粉がふりかけられ、完成です!
作りたてのうるおい焼きそばは、コシの強いしっかりとした麺ですが、たっぷりと注がれるお水のせいか、ほどよい弾力でとても食感がよく、自家製ソースがよくなじんでいて、普通の焼きそばとは違う味わいで、とてもおいしい!お土産用の焼きそばもあり、かなり悩んだのですが、自分で焼いてもきっとこれほどおいしく作ることはできないだろうな、と思いあきらめました。
本当においしい富士宮やきそばが食べたくなったら、また、ここにきて、見事な手さばきで焼いてもらおう!と誓ってお店をあとにしました。
うるおいてい 食べログ
甘露さん/女性/年齢:40代/東京在住、アラフォー世代に突入し、肩の力がやっと抜け、気分的には一番のんびりと毎日を過ごしています。おいしいものが大好きで、料理の腕を上げたいと日々研究中です。散歩やホームシアターで映画を観ることで、日々のストレスを解消しています。