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神奈川県／今にも動き出しそうな迫力、箱根・彫刻の森美術館
2012/06/27
神奈川県というところは、他と比べてみても、ちょっと変わった県であると思っているのです。というのも横浜、川崎といった都市を擁しているかと思えば、湘南、鎌倉といった海や、丹沢などの山もその県内に収めているからです。都市があり、海や山まである、そんな県は神奈川県の他には、日本のどこにもないのではと思っているのです。さて、そんな神奈川県のおススメ一押しスポットと言えば、やはり箱根・彫刻の森美術館ではないでしょうか。
箱根といえば、温泉を思い浮かべる人が多いと思います。しかし、それとともに、彫刻の森美術館は、日本初の野外美術館としても広く知られているのです。フジサンケイグループの同美術館は、ロダンやマイヨールなど20世紀を代表する世界的な巨匠たちや、国内を代表するような作家たちの作品が、約7万平方メートルもの広大な敷地の芝生の上に展示されております。もちろん、一部を除いて芝生への立ち入りは禁止ですし、彫刻に触れることなども厳禁です。
ただ見て歩くだけなのですが、それだけでも迫力満点です。実際にその彫刻たちを目の前にすると、まるで今にも動き出して、こちらに近づいて来るような錯覚にさえとらわれてしまうぐらいなのです。本館ギャラリーやアートホール、またピカソ館などは大人気で、絵画館などの室内展示場とともに、休日ともなると芸術好きの方々で引きも切らずです。さて、箱根・彫刻の森美術館のもう一つの人気は、温泉地である箱根独自のサービスである、無料で利用できる足湯、「ほっとふっと」です。
「ほっとふっと」は、広い敷地内を彫刻たちに夢中になって歩き疲れた、たくさんのカップルたちの憩の場としても利用されております。足を温泉の湯に浸けるだけですから、いちいち服を脱ぐ必要もありませんし、また、それだけでもずいぶんと疲れが取れるものなのですよ。四季折々に楽しい箱根、そんな大自然をお腹いっぱいに呼吸しながらの、芸術と足の温泉。雲が邪魔さえしなければ、雄大な富士山も間近に見ることができ、気分はいやが上にも盛り上がって最高です。そんな、箱根・彫刻の森美術館へのアクセスは、箱根登山鉄道の彫刻の森駅より徒歩で2分ぐらいです。
ガクドウさん／男性／年齢：50代／横浜市在住、サラリーマン時代から、文章を書く仕事に携わっていた関係から、現在はライターを職とするようになりました。人からちょっと変っていると言われますが、その分、ちょっと違った角度から物を書くことが出来ると思っております。よろしくお願いします。／ブログ