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中国／ここでしか飲めないビールが飲める博物館

2014/08/07

中国の青島といえば何でしょうか？そう、青島ビールですね。

その歴史などが紹介された博物館があります。

その見学の途中でコップ一杯のビールを飲む機会があります。それが、苦くなく、でもホップの味が絶妙で、とってもおいしいんです。私はそれほどビールを好んで飲むほうではありませんが、このビールはおいしかった。できれば、もう少し飲みたい〜と思ったほどでした。

これは、出来上がったものを1時間以内に提供してくれているんです。どこへ行っても飲むことのできないビールです。

また、青島ビールは第一工場と第二工場があって、青島ビール博物館の隣にある工場が第一工場なのですが、地元の人がいうには第一工場で作られたビールのほうが第二工場で作られたビールよりおいしいのだとか。

しかし、近年中国の土地の値段もあがり、第一工場の立地条件がいいこともあって工場を拡大できず第一工場で生産されるビールの割合は年々減っているのだそうです。だから、地元の人はどこで第一工場で作られたビールが売っているか知っていて、わざわざ買いに行くそうです。

お店も第一工場からのビールを売っていれば、店の前に大きく「第一工場出荷」と書いています。（しかし、中国なので、文字を見て信用してはいけません。本当かどうかは飲んで確かめなければなりません）その点、地元の人の話は参考になります。

そんな第一工場で作られたビール、しかも生まれたてほやほやのビールを飲めるのはここでしかありませんよ。その博物館では中国と日本の歴史の関係の一部をかいま見ることができます。

しかも、見学がすべて終わると、最後にはビールの飲み放題が待っています。日本にも青島ビールは売っていますが、日本で売られているビールは南方で作られています。ここ青島で飲むビールは地元の山の天然水で作られているそうです。だから、特においしいのだとか・・・（この違いは私にはよくわかりませんでしたが）

ここで飲むビールは、青島で一般に売っているビールと同じですが、ビール好きには最高の場所ともいえるでしょう。

ヤンヤンさん／女性／年齢：40代／中国在住／5歳からピアノを習いはじめ、9歳でエレクトーンに変更。学生時代はバレーボール、テニス、バドミントンを経験。卒業後は、塾講師を経て、2006年末から中国で生活。一時期、日本語教師をしていました。現在は、中国語を勉強しています。