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オーストリア/何度でも訪れたくなる街ウィーン
2010/11/09
ホーフブルグ宮殿
金のヨハン・シュトラウス像
オーストリアはヨーロッパの中では面積、規模の小さな国でありながら大きな存在感を持っていると思います。特に首都のウィーンはクラシック音楽で有名で音楽の都と呼ばれているのはよく知られています。市内には宮殿や教会、公園が本当に綺麗に整備されていて見ている方もとても気持ちが洗練されるようです。私が旅したときも建物も人々も街の雰囲気も訪れた人を癒し満ち足りた気分にしてくれました。
ウィーンで押さえておきたいスポットといえばまずホーフブルク宮殿とシェーンブルン宮殿でしょう。ホーフブルグ宮殿は13世紀に建てられオーストリアハプスブルク家の王宮となりました。現在は内部に大統領の公邸があります。新王宮と旧王宮があり新王宮は博物館になっています。旧王宮にはハプスブルク家の調度品が展示されている宝物館があり、豪華なコレクションの数々を見ていると当時の貴族たちの様子が目に浮かぶようです。王宮のそばには広場もありたくさんの人で賑わう場所です。一方シェーンブルン宮殿はハプスブルク家が夏場に過ごすための離宮として建てられ、かつてはマリー・アントワネットも過ごした場所です。鮮やかな黄色の壁が目をひく広大な宮殿です。1815年のウィーン会議はこの宮殿内の大広間で行われ「会議は踊る、されど進まず」の名言が残っています。私の印象ではホーフブルク宮殿はヨーロッパでよく見られる豪華絢爛そのものといった感じ、シェーンブルン宮殿は現代的で個性があるという感じを受けました。
それからウィーン出身の名だたる音楽家ゆかりの地を訪ねるのも楽しいものです。ウィーン市内にある市立公園はワルツの父として知られるヨハン・シュトラウス像があります。しかも金色に輝くひときわ目立つものです。他にもシューベルトやブルックナーの像もあります。ちなみにこの公園内にはカフェがありテラスで美味しいザッハトルテやコーヒーを味わいながらウィーンの風を感じることができます。過ごしやすい春か秋がおすすめ。とても優雅な気分になれます。また市内中心部から路面電車で40分ほど揺られたところに中央墓地といって作曲家たちが眠っている墓地があります。ここには先ほどのヨハン・シュトラウス、シューベルト、ベートーヴェン、モーツァルトのお墓があります(モーツァルトの遺骨は実際には場所不明)。クラシック音楽が好きな人には興味深い場所だと思います。
ウィーンは古くからあるものを大事にししっかりと守ろうという人々の心が感じられる場所。ヨーロッパを旅するときにはいつでも立ち寄りたいくらい素敵な街です。
ビッキーさん/女性/年齢:20代/千葉県在住、TOEIC 915点(リスニング満点取得)。旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女性です。日頃はカロリー控えめのヘルシーな料理作りに励んでいます。