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兵庫県／期待を裏切らない香住の漁港

2011/06/02

日本海側の海岸線に香住漁港があります。京阪神から和田山で高速を下り、国道9号線で山間の道を走りに走り村岡に到着します。その後、村岡香住線を矢田川沿いに日本海目指して走りますと、約40分で香住に入ります。

香住はかにで有名な漁町です。香住の町に入るとかにの加工場のにおいがするといわれるほど水産加工の工場が多いところです。香住は土地が狭いので家がひしめき合っています。大体どこの漁村もそうです。香住の町はそこまで広くはないので比較的短時間で回りつくせます。その程よい大きさが旅にいいです。

都会から来た場合、田舎の漁村に行くと海を見たいと思いますが、香住の港湾線は海がそばにあり気持ちのいい道路です。香住駅から海に向かい3分も車を走らせると日本海が姿を現します。一番のおすすめは冬の日本海です。荒々しい波が打ち寄せる海岸は期待していた港町そのものです。

香住駅から七日市の信号を越え、まっすぐ海に向かうこの道路は、比較的広い角度で海が眺められますのでいいポイントです。そして左側には下の浜の山が腰を下ろしています。右側には展望のよい、一日市の岡見公園の山が視界に入ります。そして中央はどこまでも続く日本海が雄大に構えます。そして、香住港の灯台と一文字と呼ばれる防波堤が沖合いに横たわっています。冬場は日本海の荒波が岸辺まで押し寄せてきて迫力満点です。車を止めて、歩いてみると潮のにおいとともに波の轟音が響き渡り、いっそう旅心地を抱かせてくれます。

秋は漁業の最盛期に入りだす頃で、町が活気付く時期です。この頃港に出入りする漁船が多くなります。底引き漁船や小型のイカ釣り漁船がひっきりなしに港を出入りします。香住の町の地元の人はたいてい長靴を履いています。長靴を履いているのは漁業関係者です。漁業関係者がほとんどの町なので皆長靴です。耐油というラベルが貼られた長靴です。男性は野球帽を女性は頭巾をかぶっています。そこには期待を裏切らない漁港があります。

香住観光協会のサイト

チャウチャウさん／男性／年齢：30代／中国 黄土高原在住／最初、中国の犬たちにはまりましたが、最近、中国の大木に、は まってきています。