- 心に残る一冊
- お気に入りの世界観、人生を変えた一冊、何度も読み返してしまう本を紹介します。
世界中で一番印刷された本が、私の人生も変えました
2014/01/24
私は以前、人生についてそれほど深く考えることはありませんでした。勉強もそれなりに楽しみ、課外活動もそれなりにし、毎日が楽しければそれでいいと言う感じで日々が過ぎていきました。人生の目的、どんな人になりたいのかなど、そんな目標はありませんでした。
でも、死に対して、それと、環境破壊については、なぜか恐れを抱いていたように思います。そして、あるきっかけがあって、聖書を読み始めました。もちろんその時は、学校で進化論を学んでいましたし、無神論者でした。また、なぜか宗教というものに嫌悪感を抱いていました。それでも、世界で一番出版されている本だというし、すこしずつ読み始めました。
それと時を同じくして、学校では生物について専門に勉強を始めました。生物の作りの素晴らしさなどを知り、そして聖書の内容を比べて、少しずつ神について信じるようになりました。
それからというもの、私の人生は変わりました。人生の目的を見つけました。ある本の中に、人生の目的を知っている人は、困難にぶつかっても、乗り越えやすい。逆に人生の目的が分からずに生きている人は、困難にぶつかると挫折しやすいとありました。
私にとって人生の目的を見つけたことは、それから楽観的に生きていく根拠となりました。また、もともと持っていた死に対する恐れや環境破壊に対する恐れも薄れました。また、聖書の中には、謙遜であることの大切さも書いてあります。私は、小さいころから競争社会で生きてきて、いつの間にか競争心が根付いていました。でも、競争心は人を疲れさせます。今も謙遜さを身に着けるよう努力しています。
このように、性格改善に対する目標もできました。そして、今の世界は道徳基準がどんどん変わってきています。私は周りの影響を受けやすい方なので、恐らく聖書に出会わなければ道徳基準は下がっていたと思います。でも、今は一つの基準を持つことができています。
聖書は私の人生を変えた大切な本です。そして、聖書が世界中の人に今も読まれている理由は、やはり人に影響を与える本だからかなあと思います。
聖書
ヤンヤンさん/女性/年齢:40代/中国在住/5歳からピアノを習いはじめ、9歳でエレクトーンに変更。学生時代はバレーボール、テニス、バドミントンを経験。卒業後は、塾講師を経て、2006年末から中国で生活。一時期、日本語教師をしていました。現在は、中国語を勉強しています。