死ぬかと思った話
これはやばい…本気で死ぬかと思った話を紹介します。

交通事故で危機一髪!

2010/12/21

自然災害や事件、事故のニュースは毎日のように聞きますが、自分の身に起こることはなかなか考えないのではないでしょうか。私はそんなことは自分とは無縁だと心のどこかで思っていました。でもある日それは突然私の身に起こりました。

社会人1年目も半年を過ぎ、仕事の楽しさや辛さがだんだん分かってきた頃でした。その日は仕事が休みだったのですが、どうしても家でしなければならない仕事があったのでそれを片付け、終わってからその仕事のことで会社に寄った帰りのことでした。私はいつもあまり通らない道路を運転していました。そこは川沿いの直線道路が長く続くところで、信号がほぼずっと青だったので止まることなく走っていました。車の中ではお気に入りのCDを聞いて歌を口ずさみながら夜景が綺麗だな、明日も頑張らないと、などと考えていた次の瞬間…

気が付くと私は横転した車の中にいました。車はT字路交差点の真ん中で運転席側が下になった状態で助手席側の窓は全壊。私は何が起こったのか全く分からずとりあえず壊れた助手席の窓から顔を出しました。すると見ず知らずの人が私を抱えて車から出してくれました。そして道路脇で座ったところでふと自分の車が目に入りました。そこで初めて何が起こったのか分かりました。その瞬間もう頭はパニック。どうしよう、そうだ誰かに連絡しなきゃと思いとっさに携帯を出してついさっき会社であった上司に電話をかけました。そのとき私はかなり取り乱して泣きじゃくっていました。事故を起こしてしまった。何やってんだろう。相手の人は?これからどうなるの?といろんなことが頭をよぎりました。

T字路で信号を見落とした私に左側から出てきた車がぶつかったという事故でした。私の軽自動車は見るも無惨な姿でしたが奇跡的に私は無傷。相手の方もけがはなく大事にならずにすみました。

でも車が横転する瞬間の映像は今でもスローモーションで私の記憶に残っています。この事故を思い出す度に身が引き締まる思いがします。

ライタープロフィール

ビッキーさん/女性/年齢:20代/千葉県在住、TOEIC 915点(リスニング満点取得)。旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女性です。日頃はカロリー控えめのヘルシーな料理作りに励んでいます。