- 幸せとは
- 幸せっていったいなんだろう。みんなの幸せについての考えを紹介します。
人の不幸は蜜の味
2011/07/07
幸せとは何か?とあらためて聞かれるとなかなか思いつきません。自分が幸せだと思ったらそれが幸せであるとも言るかも知れませんが、その幸せと思うことの具体例がなかなか思い浮かびません。
私以外の方でも、自分が幸せかどうか?何が幸せということなのかを聞かれて即答できる人はそれほど多くいないのではないか?とも思います。幸せとは何かを改めて考えて見ると、こんなことを言うと酷い人だと思われてしまうかもしれませんが、他人の不幸を見ると幸せだと思います。その不幸な他人と自分を比較すると、相対的に考えて自分の方が幸せであると感じることが出来るからです。
以前、あるバンドのライブを観に行って会場内でライブの開演を待っている間、一緒にライブを観に行っていた友人にこう言いました。「ここにいる人は幸せだね。ライブを見に来られるだけの余裕があるんだから。」と。
もし、毎日の食事にも困る位貧乏だったら、高いお金を払ってライブを観に行こうなどということはできないでしょうし、病気や怪我で床にふせっていたらそれこそライブどころではありません。ですから、多少の余裕と多少の健康があるということは、酷く貧乏な人や立ち上がれない程体調が悪い人に比べると、幸せであると思います。
生きるためには、特に必要と言うわけでもないライブを観に行くことができる人達は、自分も含めて幸せだと思いました。
とはいえ、その不幸な度合いがあまりにも自分の現実とかけはなれていると、実感が沸かないかもしれません。だからこそちょっとだけ自分より不幸ではないか?と自分が思う人を引き合いに出して、「だから自分は幸せだ」と思うことはよくあります。
比較の対象は他人だけとも限りません。以前の自分と比べて今の方が良いと思えたら、それも幸せなことでしょう。
私自身、病気を患いライブを見に行くどころではなかったことがあります。だからこそその時の自分と比較して、ライブを見に行く元気と余裕が出たその時の自分は幸せだなと思ったのだと思います。
やりたいと思うことが思うように出来ること、それが幸せなのだと思います。
ツカサさん/女性/年齢:30代/東京都在住、読書、ゲーム、音楽鑑賞、パソコンいじりが好きで、行列と人ごみが苦手なインドア派です。ひとまずなんでも疑ってみる性格で、理屈っぽいと良く言われます。