プレッシャー克服法
プレッシャーに耐えられないときどうしてる?みんなスプレッシャー克服法を紹介します。

物事に動じないように、精神力を鍛える

2012/05/20

私の過去の人生において、恐怖やプレッシャーを感じたことといえば、入学試験や国家試験、就職試験があげられます。このような重要な局面においては、「努力逆転の法則」といって、「成功したい」という意志が強ければ強いほど、内心の願望とは逆の結果が生じてしまうことがあります。失敗することに対する恐怖が強い場合、意志の力で成功しようとすれば、失敗した時のイメージが浮かんでしまいます。このことが、失敗を導きます。過去、このような状態になって、大切な試験に失敗することが何度もありました。

ある時から、「成功したい」という意識を持たないように心がけるようにしました。その上で、丹田を意識した呼吸を行ってリラックスし、成功している自分を自然にイメージするようにしました。その結果、失敗することが少なくなりました。

物事に動じない人のことを、よく「肝(はら)が座っている」と言います。武術では、「丹田(ヘソの下の一部分)を意識せよ」と言われることがあります。丹田を意識して呼吸をすることで、「肝が座る」ことができるといわれます。この呼吸方法は、日常生活においても、使うことができます。丹田に意識を集中させながら、大きく息を吸って、大きく息を吐くことを何度か繰り返せば、緊張感がほぐれます。大切な試験の前にこの呼吸を行えば、気分が落ち着き、リラックスできます。その上で、成功している自分の姿をイメージするのです。

また、武術には、「胆力を練る」という言葉があります。「物事に動じないように、精神力を鍛える」という意味です。普段から胆力を練っておけば、日常生活のあらゆる場面において、丹田呼吸で肝を座らせることができやすくなります。肝力を練る方法は、たくさんあると思います。私が実践しているのは、何かの欲望に負けそうになった時、例えば、ダイエットをしている時にご飯を食べたくなった時に、心を無にして、耐える訓練を重ねることです。これを繰り返していれば、必要な時に、肝を座らせることができるようになってきます。

ライタープロフィール

ソウさん/男性/年齢:40代/徳島県在住/理系の学部を卒業後、システムエンジニア等の仕事を経て、法律系の資格にチャレンジするも合格できず。現在、ウェブ制作や輸入ビジネス関連の起業をしようと目論んでいます。飲み歩きや食べ歩き、街をブラブラしたり、隠れた名所を探索すのが大好きです。総合格闘技や沖縄空手、ヨガにも興味があります。波乱万丈の人生を送ってきたせいか、他人と違う視点で物事を見ることが多いです。