人生最悪の瞬間
今まで生きてきた中で最悪だったときはどんなとき?人生最悪の瞬間を紹介します。

自動車事故で大変な目に

2012/03/22

人生最悪だと感じた瞬間は、十年前に自動車事故を起こした時です。

ある会社の面接試験に行くために、慣れない道を通っていました。途中で道がわからなくなってしまい、焦りました。面接時間は、刻々と近づいてきます。田舎の道なので、目印になるものも、あまりありません。時々、車の窓から通行人の方に道を尋ねながら、スピードをあげて急ぎました。

交差点に差し掛かったとき、一時停止の標識を見落として、交差点に侵入してしまいました。同じくらいの幅の道路が交差してる所でした。運悪く、相手の車の横腹に衝突。相手の車は、田んぼに落ちてしまいました。幸い、お互いそんなにスピードを出していなかったのと、田んぼから道路までの高さがそんなになかったので、命に関わるような大事故には至りませんでした。稲作を行なっていない時期であったのも、不幸中の幸いでした。

しかしながら、運転手は、軽い打撲を負ってしまいました。そのせいで、私は業務上過失致傷の容疑がかけられ、後に警察に出頭することになりました。その事故により、私の車はオイルが漏れるようになり、廃車にしなければいけなくなりました。免許の点数が大きく減ったのは、言うまでもありません。交通事故とはいえ、犯罪容疑で警察に出頭したのは、後にも先にも、このときだけでした。

結局、その日は、面接に行くことができませんでした。一応、会社には事情を話しました。もう採用してくれないだろうとあきらめていたところ、もう一度面接を受けさせてくれることになりました。そして、その会社で、採用してくれることになりました。ここまでであれば、運に見放されていなかったことになります。

ところが、せっかく入ったその会社は、3ヵ月後に倒産してしまいました。やはり、この交通事故は、人生最悪の瞬間だったのです。

ライタープロフィール

ソウさん/男性/年齢:40代/徳島県在住/理系の学部を卒業後、システムエンジニア等の仕事を経て、法律系の資格にチャレンジするも合格できず。現在、ウェブ制作や輸入ビジネス関連の起業をしようと目論んでいます。飲み歩きや食べ歩き、街をブラブラしたり、隠れた名所を探索すのが大好きです。総合格闘技や沖縄空手、ヨガにも興味があります。波乱万丈の人生を送ってきたせいか、他人と違う視点で物事を見ることが多いです。