死ぬかと思った話
これはやばい…本気で死ぬかと思った話を紹介します。

Oh my Goodness!

2015/04/28

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実は私、現在アメリカ在住です。車社会のこの国では、引っ越しをして来たらまずやりたいのが、運転免許の取得です。免許証は、身分証明のID代わりにもなるので、仕事をする時などは、必ず必要になってきます。

アメリカは、州によって運転免許が異なり、試験内容も違ってきます。ちなみに私は、カリフォルニア州の運転法に従い免許を獲得しました。カリフォルニア州の運転法で変わっていることと言えば、赤信号でも右折可能なことでしょうか。日本とは、進行方向が真逆なので混乱することもありますが、慣れてくれば、結構大丈夫なものです。

ですが、あの恐ろしい事件は起きてしまいました。それは、私がまだ免許を取りたての頃でした。「今日こそは、一人で運転をして買い物へ行こう!」と、自信をつけるためにもわざと高速道路を使わないと行けない様な、住まいから遠く離れた所へ買い物へ行くことを決めました。

アメリカの高速道路は、ほとんどの車が120キロ以上で走っています。それも車間を全くとらず、割り込み運転も、無理な車線変更も当たり前です。私にとっては初めての高速道路での運転でしたので、使える神経を全て使い、慎重に運転をしました。そして40分後、すんなりと目的地へ辿り着き、買い物も簡単にこなしました。

「なんだ、すごく簡単じゃん!」自信をつけた私は、帰り道もすんなり帰れるだろうと思っていました。機嫌良くお気に入りの音楽を聞いたりと、運転にも余裕がでてきました。信号も、全部青!「すごくついているな〜」と思っていましたが、高速道路の手前の信号で、長い赤信号に引っかかってしまいました。この信号が過ぎたら、高速に乗ろうと思って準備をしていました。そして信号も青になり、再び走り始めました。

次の瞬間・・・・「あれ?アクセルが効かない...」車が、しずか〜に停止...What? Oh my Goodness…What's going on…?こんなことを経験したことの無い私にとっては訳が分からず、とにかく冷静にもう一度エンジンをかけますが、それでもアクセルがかかりません。しかも高速道路に向かう入り口に差し掛かっています。これでは、他の車も大迷惑。周りからは、クラクションの嵐...もう一度エンジンを掛け直しますが、まだアクセルがかかりません。ウインドウには全てのランプが点灯し、もう訳が分からない状態になりました。飽きれた周りの車は、無理矢理にも私の車の脇から、なんとスレスレ状態にも関わらず、次々と私を追い越して行きました。急いでロードサービスをと思い、保険会社に電話を掛けましたが、「タ〜ラララ〜♪」と音楽だけでなかなか、オペレーターに繋がらないのです。

待つこと数分。ようやく繋がったのにも関わらず、「ロードサービスは旦那さんしか受けられません。」と。わたしも高い保険を払っているのに、それには訳が分からずとにかく助けてほしいと言いましたが、「旦那さんに、現場に行ってもらって、それからロードサービス斑を出動させますので、 旦那さんが到着してから、もう一度お電話ください。」その一点張り。もう腹がたち、電話をきりました。どうしたら良いのか分からずに頭が真っ白です。「このまま他の車に追突でもされたら、もっと大事だ。」そんな事を考えながら、益々パニックになっていると、いきなり大きな白いバンが、車を停めました。

そこから出て来たのは、スキンヘッドのイカツイ兄ちゃん!Oh my goodness… このまま、兄ちゃんにまで痛め付けられるのか...気分は、最悪です。窓ガラスをノックする彼。少しの希望を胸に、窓を開けました。"What's up sweetie?" 「どうしたんだい?」と、素敵な美声。とても優しく聞いてくれました。

車が動かない事を説明すると、車を安全な場所へと移動してくれました。そして、彼が運転席に周りエンジンをかけた次の瞬間、車が無事に動いたのです。点灯していたランプも全て消え、アクセルも問題なくかかります。それでも心配してくれたお兄さんは、近くのガソリンスタンドまで誘導してくれました。イカツイだなんてとんでもない、天使に見えましたよ。 

結局の原因は分かりませんが、すぐにバッテリーとエンジンオイルだけは交換しました。その後も、車は問題なく走っています。

本当に怖い経験でしたが、その男性にはとても感謝しています。もし、自分も同じような状況に陥ってる人を見かけたら、同じ様に助けてあげたいと思うのでした。

いや〜、それにしてもアメリカでの運転は、日本とは違いますね。以前よりも数倍はたくましくなれた様な気がするのでした。

ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。

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