プレッシャー克服法
プレッシャーに耐えられないときどうしてる?みんなスプレッシャー克服法を紹介します。

敵は自分自身、味方も自分自身

2015/04/17

仕事の面接や、大切な舞台、スピーチなど、あらゆる場面で度胸を試される瞬間が、人生には幾度となく訪れます。人前に立つのが苦手という方が、日本人には多い気がします。

私自身、実は舞踊家として舞台に立つ事が仕事となっていますが、それでも毎度の舞台はとても緊張します。正直言うと、人前に立つ事は得意ではないのです。

そこで、私がいつも行うプレッシャー克服法をご紹介しますね。まず、舞台や面接などの本番がある1週間程前から、毎朝アフォーメーションを行うことです。アフォーメーションは以前にもご紹介しましたが、肯定宣言をすることです。「今日は大成功の一日になる。」「みんなが私を気に入ってくれている。」「私にはとても才能がある。」「簡単に乗り越えられるわ。」こんな感じで良い言葉を自分に言い聞かせるんです。

三回程、できれば鏡に向かってしっかりと声に出します。心で思うのではなく、声に出すのが重要なんです。初めは嘘を言っているような違和感があるかもしれませんが、そんな事は気にせずに、沢山ご自身に栄養を与えてあげてください。身体が栄養を必要とするように、心にも頭にも栄養を与えてあげなくてはいけません。

そして、私がいつも実践することは、準備を怠らないことです。緊張する大きな理由の一つは、「自信がないから」です。では、自信満々で本番に挑めばいいことなのです。その為には、ある程度の準備期間が必要ですよね。余裕をもって、納得の行くまで練習しましょう。そうすれば、きっと大丈夫ですよ。

そして、本番はとにかく役者になりきることです。あなたが緊張している態度は、周りにも伝わります。もしかしたら見ている方も緊張しているかもしれません。みんな同じ人間なのです。そこに緊張しているあなたがいるのならば、緊張していない自信のある役柄を演じてみてください。堂々と役者になりきればいいのです。結局、緊張させているのは自分自身です。周りの事は気にしないでください。敵は自分自身、でも味方になるのも自分自身なのですから。

きっと大丈夫です。「どうしよう。」「どう思われるだろう。」そんなマイナスな要素とは、おさらばしましょう。「大成功する!」「なんて楽しみなんだ!」こう思う方がよっぽどあなたの栄養になりますよ。

では、今日も楽しんで来てくださいね!

ライタープロフィール

シャイロさん/女性/年齢:20代/カリフォルニア在住/日本・アメリカで舞踊家として活躍。伝統芸能伝承を目標に子供達のためのワークショップに努める傍ら、趣味でモデルやライター活動もしています。