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自分を知ってもらう!プレッシャー克服法
2020/12/21
突然ですが私は小心者です。何か普段と変わったことがあるとすぐにドキドキするし、見られていると思うと普段できていることもできなくなってしまいます。ただ不幸にも私はクールに見られることが多く、「本当に何があっても動じないね」とか「全然緊張しているように見えなかった」という意味のことをよく言われます。でもまったく全然1ミリもそんなことはなく、内心は心臓バクバク、逃げ出したいと思っています。
一番記憶にあるのは大学のレポート発表の時。一人一人自分のレポート内容を教壇に立って読み上げつつ解説をするという苦行があったのですが、その時も「まったく緊張してなかったね!」と言われる始末。それからというもの大学のグループの研究発表の時、社会人になってからの販売戦略の実演などなど、借り出されることが増えていきました。
実際にまったく緊張しないタチなら引き受けてもいいのですが、実情はまったく逆。なので苦痛意外の何物でもありません。そこで私は社会人になったある時から、自分をさらけ出すことにしました。若いうちはクールに見られることに対して若干の嬉しさみたいなものもあり、本当の自分をなかなか出さない部分もありました。しかしそうも言ってられません。私は嫌がる余り、「昔からクールに見られますが全然違いますから!!」というのを積極的にアピールすることにしたのです。
とは言え長年自分はそういう雰囲気で生きてきているので、そう簡単に信じてもらえません。深く付き合えば小心者だということが勝手にバレるのですが、仕事上の付き合いともなるとそうもいかず、いまだに人前に立つことに借り出されることがあります。そんな時は、「本当に私でいいんですね?小心者なので多分失敗しますよ?いいんですね?」と言いまくります。「またまた〜」と言われますが、奇跡的に上手くいったらそれはそれでよし、失敗したら「だから本当に私でいいのか聞きましたよね?」と頼んできた側のせいにできます。しかも失敗したら2度と頼まれなくて済む、という特典付きです(笑)
どんな集団でも、「本当に本当の自分を知ってもらう」というのは大切なこと。常にうまく自分さらけ出しておくことが、いざという時のプレッシャー克服法だと思っています。
李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。