私の生きるとは
生きるとは?…生きることについて、みんなの思いを紹介します。

生きるとは、ポイントを貯めること

2019/08/27

私は「人生はポイント制」という考え方を信じています。このポイント制というのは、生まれてから死ぬまでの間にポイントの増減によって良い出来事や悪い出来事が決まるというものです。小さなことを例にあげると、洗濯をサボったらマイナス10ポイント、電車で席を譲ったらプラス10ポイントという感じです。

人間はいいことも悪いことも考えられる力を持っているので、時にはズルしたりサボったり人の悪口を言ったりしますよね。私もめんどくさがりなので日々そういうことが多々あります。そういうことばかりしていてマイナスポイントがかさむと、必ず良くないことが起こります。仕事でミスをして上司に叱られたり、極論を言えば道で転んだり…。そういうことが起こると私は「最近ポイントが減っているんだな」と考えます。そして何かいいことをしてポイントを稼ごうという気になり、意識して家事を頑張ったり人に優しくしたりできるのです。

他人からすると非常にバカバカしいと思われるかもしれませんが、人間には一人一人に専属の神様がいて常に見られていると思います。そしてだらしない性格の私には、他の人よりも厳しい神様がついていると考えています。なのでちょっとでも悪いことをすると高いマイナスが付き、ちょっとやそっとの行いではプラスポイントがもらえません。でも神様はきちんと見てくれていて、少しずつポイントを貯めればご褒美もちゃんとくれます。そういう風に考えると、つらいことが続いてももっとポイントを貯めてやる!と思えるのです。「神様…まだ足りないのですか…」と思うこともしばしばですが…。

生きていれば良いことも悪いことも平等にやってくるという考え方もありますが、私はそうではなく、ポイントを貯めない人には良いことはやってこないという考えです。十分ポイントを稼いだと思って油断していると、その驕りを神様はきちんと見ていてマイナスになったり。そういうことが自分の戒めとなって考えを改めたりできるわけです。ただ自分のポイントが何ポイントあるのかは神様にしかわからないので、そこがわかればいいのになぁと思いますが、そうやって欲をかくとまたマイナスされてしまうのでやめておきます…。私はこうして日々生きています。

ライタープロフィール

李内(りうち)さん/女性/年齢:30代/町田市在住/愛知県生まれ。夫と愛犬の3人暮らしのごくごく普通の主婦。仕事はサービス業。趣味は読書、料理、仕事。犬が大好きで愛犬と過ごす時間が何よりの幸せです。