死ぬかと思った話
これはやばい…本気で死ぬかと思った話を紹介します。

サンダルを脱いだら解決?溺れて死ぬかと思った話

2017/08/31

○沖縄の海で死ぬかと思った
これは私がまだ学生だった頃、家族で沖縄旅行へ行った時の話です。沖縄の海は本当に綺麗で、海で泳ぐ魚が透けて見える程澄んでいます。海が大好きな私はテンションマックス!そしてついアクティブになってしまったのか、浅瀬で遊ぶ人が多い中、私はもう少し先に行ってみようかと、パシャパシャしながらみんなより少し遠くまで浮遊していました。すると足元に黒い魚のようなものが…!大きくはないものの、足にヌルっと触れた時の感触が非常に気持ち悪く、ぎょっとしてしまいました。しかもその時には結構深いところまで来ていたようで、逃げたくても足が海の底につかず、動きにくい状態になっていました。しかも海の波に乗せられ、どんどん浜辺から遠ざかっていくのです!(私も海の波って甘くみていたんですが、結構威力が強く、人間をどんどん先の方へと運んでいきます)

自分の体を泳ぎにくくしている原因はもう一つありました。それは自分の足よりも大きな大人用のサンダル。このせいで足元がとても重く、浜辺に引き返そうとしても泳ぎにくくなっていたんです。しかもサンダルの重みでどんどん下に沈もうとしているではないですか…!このままでは溺れると確信しました。動揺していたので咄嗟に思いつかなったのですが、こういう時はすぐにサンダルを海の中で脱ぎ捨ててしまえば良かったんですよね。サンダルを海になくしてしまったとしても、自分の命と引き換えたら微々たる犠牲です。それにようやく気づいた私は、重いサンダルを海の中で脱ぎ、軽くなった体でなんとか浜へと戻りました。サンダルを脱いで軽くなった瞬間、本当に救われた気持ちでホっとしました。

○しばらく海がトラウマになりました
足元にまとわりつく魚の気持ち悪さ、そしてサンダルの重みで泳げなくなり、深い海に巻きこまれそうになったあの瞬間、本当に死ぬかと思いました。浜に戻ってこの実体験を親に説明しましたが、一人で緊迫していたあの状況は、説明しただけでは伝わらなかったと思います。こうしてビーチに戻って無事命があるので、親もそこまで危機的だったとは思わなかったでしょう。

これはだいぶ昔の話ですが、今でも思い出すだけで焦ってしまい、鼓動が速くなるような怖い体験です。海ってほんと恐ろしいです。あと魚もね。

ライタープロフィール

レイさん/女性/年齢:30代/東京都在住/3度の飯よりコーヒーが好き。