ストレス解消法
ストレスを感じたときどうしてる?みんなのストレス解消法を紹介します。

私の味方はセラピスト

2011/08/23

人は何をストレスと感じるのでしょうか。金銭問題は自力で解決しようと思えばできるもの。ですが、相手ありきの人間関係では、そうはいきません。まさか力でねじ伏せるわけにもいきませんから。最近とみに感じたのが職場での陰湿なイジメ。私は現在自分のお店を持ったのですが、つい先日まで使われていた立場でした。

お店を開業するために、1ヶ月前に今の職場を辞めると告げました。それからというもの、常連のお客様の席に着かせてもらえなかったり、陰口を叩かれたり、しまいにはお客様に変なことを吹き込んでいたり、毎日憂鬱な思いで出勤していました。久しぶりに人間関係で心が疲弊しているといった具合。悔しくて悔しくて、帰ってから泣きたくても泣けず、ベッドの中でモヤモヤしながら眠りにつくのです。

翌朝、もちろん忘れているわけもなく"あ〜今日もお店だ"と朝から暗い気分になるのです。そんな時、必ず時間を作って誰かに会いに行きました。もちろん、全面的に私の味方になってくれる人のもとへ。そこで愚痴を聞いてもらい、励ましてもらうのです。「大丈夫大丈夫!」と言いながら笑わせてくれるので、つられてゲラゲラ笑っていると、気持ちが軽くなり"昨日のことは忘れよう。今日は今日だ"と思えるのです。

私の周りの人たちは話をしっかり聞いてくれますが、だいたいが笑いに持っていくので、私にとってのセラピストなのです。

私は涙もろい人間なので、話しながら泣き、励まされて泣き、最後に笑わされて泣くのです。昨日泣けなかった自分が嘘のように。泣きたい時に泣く。 そして笑う。それはストレス解消法として、なににも代え難い処方薬だと思います。まずは、泣ける状況や笑える状況を作ること。そこで気持ちが解放されます。憂鬱な出勤も、おかげで気楽なものになることが、1ヶ月で何度もありました。

ですが、そのような切ない状況を耐えてこそ、人は成長するのだということも忘れてはいけないのでしょう。

ライタープロフィール

アールさん/女性/年齢:30代/北海道函館市在住/中学生の男の子2人をもつシングルマザーです。ホステスとして働いていますが、空いた時間は趣味のオークションで出品作業。好きなことは読書と音楽・映画鑑賞。ただ、今はちょっとその時間が取れないのが残念。食べて飲んで寝ることが今の楽しみで、それがストレス解消にも。それでも疲れが著しい時は、椎名林檎さんのCDやDVDで英気を養います。