人生で一番はずかしかったこと
やってしまった…思い出すだけで赤面する恥ずかしい話を紹介します。

勘違いで思い込み、手に負えない私

2011/08/05

人生で一番恥ずかしいことってなんだろう。私はたびたび恥ずかしいことをするタイプですが、一番といえるほどのことがないタイプです。小さいことならよくあるのですが・・・。

ある時お店のママに「タバコ買ってきてもらえる?」と頼まれました。〇〇が1、〇〇が2、〇〇が3といった具合に、各銘柄に数字を記載したメモを渡されました。私の知人でタバコを販売している人がいるので、どうせ買うなら知り合いのお店でと、ママの気遣いだったのでしょう。私はもちろん快諾しました。

「お金渡すから」と言われたけど「いいよ、買ってきてからで」と言い、後日買いに行ったわけです。レジ前で「〇〇が1個、〇〇が2個〇〇が・・・」と読み上げ、数を確認しました。よしバッチリ。

その夜出勤してきたママに「はい」と渡したところ、とても怪訝な顔をされたのです。「ちょっと〜、これ何?」と言うママ、まさか自分で頼んだこと忘れてるの?と心配になった私。するとママは「私、1個2個買うのにアンタに頼むわけないでしょ。カートンで買ってきてってことだよ」と言うのです。

時はタバコ値上がり目前。なるほど。そこで合点したのです。たしかに1個2個をわざわざ買ってきてとは言わないはず。

そこで思い出しました。
お金はあとからでいいよと言ったあとに、ママが「あれ?いいのかい?ずいぶんお金持ちだね」と言ったのです。そうだよね。カートンで買えば、半端ない金額だもの、ママもそう言うわ。そう思った時、とてつもなく恥ずかしくなり、人は究極恥ずかしくなるとヘラヘラ笑うものだと知りました。そばにいた女の子にも笑われ、ママも爆笑。今こうして文章にしていても、実はすごく恥ずかしいのです。不動の自信による思い込み、何も疑うことなく意気揚々買っていた自分を今こうして思い出しているわけですが、情けなさがつのるばかりで。

そして今、さらに思い出したことがあります。タバコを買いに行った時「こういう買い方するのか・・・」と、知り合いの店員さんに言われたのです。私はその時、意味がわからずスルーしてしまったわけで・・・。

またさらに、自分の情けなさに拍車がかかっています。

ライタープロフィール

アールさん/女性/年齢:30代/北海道函館市在住/中学生の男の子2人をもつシングルマザーです。ホステスとして働いていますが、空いた時間は趣味のオークションで出品作業。好きなことは読書と音楽・映画鑑賞。ただ、今はちょっとその時間が取れないのが残念。食べて飲んで寝ることが今の楽しみで、それがストレス解消にも。それでも疲れが著しい時は、椎名林檎さんのCDやDVDで英気を養います。