人生最悪の瞬間
今まで生きてきた中で最悪だったときはどんなとき?人生最悪の瞬間を紹介します。

たった1ヶ月の東京都民生活

2018/04/13

以前、フリーランスとしてお仕事を手伝っていた会社の方から、正式に社員として入社しないか・・とのお話しを頂いた時の話です。その会社でお手伝いしていた業務はとてもやり甲斐のある内容でしたし、待遇等もこちらの要望を聞いてくれるとのことだったので、お世話になることにしました。入社に合わせて、住まいも会社に近い都内の方が良いのでは・・と話をされたのですが、当時私は千葉県内のそこそこ安価なアパート住まいだったので、家賃が高くなるのは困るとお答えしておきました。

しばらくして、会社の事務所も兼ねた住まいで、部屋をシェアすれば安くなるから一緒にどうかと相談され、正直かなり悩みましたがプライベートはしっかり持てるとの約束の上、承諾することにしました。実際の引っ越しは2ケ月程後に行うこととなりました。

引っ越しは、なるべく出費を抑える為に、友人達にも手伝ってもらってレンタルトラックを使った引っ越しでした。作業中には雨も降りだし、ほんとドタバタ。とても苦労しましたが、なんとか千葉県から23区内にある引っ越し先へと引っ越し完了。翌日以降は住民票等の変更手続きの為に、役所や警察署などを駆け回り、書類上での引っ越しもなんとか完了。やらなきゃいけないことが沢山あって大変でした。暫くはもう引っ越し作業はやりたくないって思いましたね。

やっと平穏な生活が送れる・・と思っていた矢先、ある日の晩にシェアしていた会社の人から爆弾発言が。因みに、その会社への正式入社手続きは2ケ月後の予定でまだ入社していない状態。そんな状況の中、入社の話が無かったことに・・。どうやら、その会社が見込んでいた案件が受注できなくなったとのことで、露骨な人減らしとなったようです。当然、その家からも出なきゃいけないことになり、相当の人間不信になりかけました。

すぐに、ほんの数週間前に解約した不動産屋に電話して再契約したい旨を伝えました。前に住んでいたアパートはすでに別の方が契約してしまっていたので、その近辺で再度アパートを探してなんとか契約。駐車場は以前と全く同じ場所を、再度契約手数料払って新規契約することとなりました。担当さんに状況話してて、本当に恥ずかしかったですね。今回の引っ越しは、もう気力が無かったので泣く泣く引っ越し業者に頼むことにしました。

アパートの契約やら、続けざまの引っ越し等の調整で時間がかかりましたが、東京都民になって約1ヵ月で再び千葉へと出戻ることとなりました。解約やら契約やら、引っ越し作業やらで、想定外の大きな出費でした。やっと心に余裕が持てるようになり、高い人生勉強代だったと笑い話にできるようになりました。

私のようにならないように、皆さんも甘い言葉には十分注意をしてくださいね!

ライタープロフィール

ぷれちゃん/男性/年齢:40代/千葉県在住/アメリカの学校を卒業後、日本に帰国し営業職を経てIT業界に転職。システム開発やWeb開発を経験して、現在は熱血システム講師をしています。とにかく好奇心旺盛で、大好きな車に乗りながら、日本各地に温泉グルメドライブしています。