運の良かった話
ありえない…運の良かった話を紹介します。

悪運の人

2012/03/30

私の人生をふりかえると、幸運なのか不幸なのかわからなくなることがあります。ですが、結果的には幸運なのだろうと思います。

不幸なトラブルが転じて福となる、ということもよく経験してきました。車が大破するような事故に2度、遭遇しましたが、ケガひとつしたことがありません。というより、車を大破するような事故を起こすんじゃないよ、という突っ込みの声がどこぞからか、してくるようですが。

仕事の帰り、いつもの道を車で走っていたときのことです。信号機は黄色のランプ。たしかこれは注意して走行してよいということだと思った私は少しだけスピードを落として車を走行させていました。

そのとき、横から猛スピードで車が近づいてきました。もう、私の横に迫ってきています。とっさにブレーキを踏もうとしたときです。アクセルを強く踏め、と聞こえたので、ブレーキではなくアクセルを強く踏んだのです。そして相手の車はぎりぎり私の車の後ろのほうに衝突。私の車はぐるりんと半回転して停車しました。幸い、二人ともケガをしませんでした。

二十歳の頃に事故を起こしてから慎重に運転をしてきましたから、今回の事故で、ああ、どんなにこちらが安全運転をしていても、事故というものは起こるものなんだな、と思いました。

相手の方も、わりと理解がある方でしたので、わりとスムーズに話し合いがつきました。

ほかにも、危機一髪の危機になるたびに、すんでのことで助かったことがあり、私は自分で自分を「悪運」の人と呼んでいます。ですが、悪運でもないよりはましですからね。ただ、悪運も尽きることがあるらしいですから、何事も、気をつけないといけないと思う今日この頃です。

ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。