人生最高の瞬間
今まで生きてきた中で最高だったときはどんなとき?人生最高の瞬間を紹介します。

とったどー

2012/02/23

私は趣味で小説を書いています。ジャンルは純文学といわれるものからSFや恋愛、お笑い系のものまで書いています。

毎年、あちこちに投稿してきましたが、大きな賞にはまだ恵まれていません。いままでは地方新聞社の文芸コントの入選、小説月刊誌でのアマチュア系の入選、SF雑誌でのショートショートの入選がありました。小説月刊誌のショートショートは五冊ほど文庫本として収録されており、これはこれでとてもうれしく感動的なことでしたが、やはり、「賞」と名のつくものが欲しいとつねづね思っていたわけです。

そんなある日、携帯に、あなたの作品が入賞しまたと連絡が入りました。思わず、「とったどーーっ」と、携帯を投げ飛ばしてしまいました。

小説週刊誌での月刊賞で、ショートストーリー賞という、初の短編の賞でした。挿し絵もあり、数ページに私の作品が掲載されています。なんどもなんども読み直したものでした。

もちろん、何冊も購入し、私の宝になっています。以来、入選や入賞とは縁遠くなっています。(汗)それでも諦めることなく、飽きることなく創作活動を続けています。小学生の頃、「ぼくは将来、作家か科学者になりたい」と書きました。三つ子の魂百までもといいますが、まさに私は幼い頃からの夢を追いかけ続けています。

その後、私の入選入賞した作品を、共同出版として文庫本化をしました。表紙の絵は、「空路」さんという漫画家さんに頼みました。空路さんとは、私の実話を漫画化してくださったさい、感動してお便りを差し上げて以来、いくどか手紙のやりとりをさせていただきました。そして今も年賀状をかわしています。

数ある人生最高の瞬間のなかのひとつは、はじめて入賞を果たしたあの日の瞬間です。

ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。