人生最悪の瞬間
今まで生きてきた中で最悪だったときはどんなとき?人生最悪の瞬間を紹介します。

交通事故には気をつけましょう(汗)

2012/02/19

数え切れないほどに思いだす人生最悪の瞬間。そのうちのひとつはじめての交通事故でしょう。

昼の勤務と夜勤の仕事をしていた私は、かなり長距離のお店に通勤していました。ある日のこと、体調も悪かったため、いつもよりも睡魔が激しく襲ってきました。

自宅に近いところで、ついにその瞬間はやってきました。「ぎゃー」という声がして目が覚めると、私は他人の車と衝突していたのです。その声は相手の車に乗っていた女性か男性だったのか、それとも、それをみていた歩行者だったのかはわかりません。まわりをみると、そこはお寺の入り口のあたりでした。

警察を呼び、現場検証がはじまりますと、黒い装束を着た、そう、法事で黒い着物やスー地を着た人達がお寺からぞろぞろでてくるではありませんか。もともと霊感が少しある私なので、引き寄せられたのかな、と思いました。

その後、私が全面的に悪いのに、車の保険会社はそれでも保険からでるお金の2割をこちら側でとがんばっていました。保険会社が少しでも損をしないようにするのは当然のことなのですが、半年過ぎても話し合いがつきません。そしてさらに1年が過ぎようとしていました。その間、心のどこかで相手に対するお詫びの心と、自分を責め続けている辛さに、さすがに私もうんざりとしてしまいました。

私は私に来るはずのお金をそのまま相手側に渡すということで話をつけました。

それ以来、睡魔に襲われるたびに、近くの広いスペースのところに停めて、一時的に休むことにしました。また、運転することが怖くもなりました。急ぐための細い道を走ることをやめ、スピードもださない超安全運転をするようになったのは、事故を起こした反省からです。

ライタープロフィール

MUMUさん/男性/年齢:50代/新潟県在住/神社が好きで日本各地をまわっています。趣味でボーカロイドでの音楽作りやギターでオリジナルの歌をつくり、ときどきライブもしています。自分らしく生きることをモットーにしています。