プレッシャー克服法
プレッシャーに耐えられないときどうしてる?みんなスプレッシャー克服法を紹介します。

「経験」こそ最大の武器

2012/03/15

仕事でのプレッシャーは、同じような仕事を10年以上続けていると、次第に慣れてくるものです。でもやはり最初の1、2年目でのプレッシャーは、今思えば、並大抵のものではありませんでした。失敗も数えきれないほど、本当に限りなくあります。

たとえば「失敗が絶対に許されない仕事」の場合。どの仕事でもそうですが、一度、誰もが知っている非常に有名な芸能人の取材がありました。超ハードスケジュールで動いている人のため、当然ながらここで失敗しては二度とやり直しがききません。キャリア4、5年目での出来事でしたが、自分に相当なプレッシャーがかかり、最後までヒヤヒヤしながら、胃が相当に痛くなる感覚を十二分に味わいました。

取材は無事に終了。そして、あの経験のおかげでその後、それ相当の有名人に遭遇しても、プレッシャーを感じることがあまりなくなり、冷静に判断できるようになりました。

また、テレビにやむを得ず出演しないといけない経験もしました。ずっと裏方でディレクターをしていたので、チラッと画面に映ることはあっても、自分が正面から出るのはもちろん初めて。最初は自分であとから画面を見ても緊張でガチガチになっているのがわかりました。ただ、"慣れ"というのはなかなかすごいもので、スタジオで話しているうちに次第に雰囲気に慣れてきて、最後の方には自分の頭で言葉を考える余裕すら出てきました。普段よりもゆっくり話す、というのを心がけていたかもしれませんが・・・

その場で瞬時に判断して動かないといけない仕事です。その判断がどうしてすぐにできるかというと「経験」にほかなりません。その経験は、困難に立ち向かってこそ得られると思っています。最初は失敗してもいいので、そしてその失敗を糧にして次に生かすことが大事です。数多い「経験」「場慣れ」こそ、プレッシャーを克服するための方法だと考えています。人生、逃げてしまってばかりでは、なにも経験は得られません。

ライタープロフィール

AKIさん/女性/年齢:30代/大阪府在住、自己紹介:日本と世界を旅しています。好きなモノは、ご当地グルメ・スポーツ観戦・空港・鉄道・歴史・温泉など。大きめのバイクにも乗ります。海外のサーキット行脚もライフワーク。