人生最高の瞬間
今まで生きてきた中で最高だったときはどんなとき?人生最高の瞬間を紹介します。

くだらない?いいえ、だからこその実感です。

2012/02/28

皆さんは、なにか夢中になれる趣味やコレクションはありますか?わたくしは、基本的に可愛いものや規格外に小さいものなどが好きなので、そういったものを見ると本当に心の底から癒やしを感じます。

規格外に小さいものというのは、たとえばフォークリフトの40分の1スケールのプラモデルとか、お人形さん用に作られた家具やティーカップなどの食器のことを示します。見ているだけでもう和みます。癒されます。欲しい!とは思えど置き場がないからと何度も購入を見送っているものでもあります。

わたくし、こうみえてフクロウコレクターをしていた時期があるのです。フクロウとはあのフクロウです。夜にホーホーと鳴く、とっても丸っこいもっふもっふの鳥。ぬいぐるみから木彫りのキーホルダーから陶器のものまで幅広く収集していたのです。旅先でフクロウを見かけたらとりあえず購入するくらいの勢いで、三年で約100個近くもフクロウ関連のものを集めておりました。というか、いまも地味に集めているのでまだまだ増えております(笑)

フクロウさんだけでなく、前述したミニチュアのものがわたくしは大好きです。よく、博物館や資料館などにあるパノラマなども大好きなのです。なぜだかは今もわたくしにはわかりませんが、小さいものに心惹かれるんですね。でも、動物や人間の赤ん坊などとはまた違う感情なんですね、この興味の深さは。生きていないという点からまず始まり、それから精巧に作られたその形や大きさに匠の技を感じるのです。あんまり手先は器用ではないわたくしなので、そういった技術を持つ職人の方々が羨ましいと思っているのかもしれません。たとえば、種類は違いますが米粒に文字を書ける人が世の中にはいます。そういう人の作った作品をみても、可愛い!すごい!と素直に思えるんです。そこには妬みの気持ちは一切ないのですよね。純粋な好奇心と感動しかありません。そして、それを見ていられる幸せを、わたくしは感じるのです。癒やしや和みは人生において必要不可欠なスパイスの一つです。わたくしにとってはそれが『ミニチュアを観察する』という行為で満たされるんですね。

最近、疲れてなにもしたくないとお悩みの方へ、わたくしからアドバイスを。普段あまり行く機会のない施設やイベントへ一度足を運んでみてください。面倒だったりするかもしれませんが、そこで新たな出会いのきっかけを見つけられるかもしれません。そうしたら、きっともっと今より楽しい未来が待っているんですよね。ぜひ、お出掛けしてみたください!

ライタープロフィール

南形えるさん/女性/年齢:20代/愛知県在住/文章執筆歴8年目突破。人に読んでいただくこと前提の『作品』の書き方を日々特訓&勉強中。新年早々本業を捜索中なう。