人生最悪の瞬間
今まで生きてきた中で最悪だったときはどんなとき?人生最悪の瞬間を紹介します。

DIYはこりごり

2012/02/01

自分で言うのも何ですが、DIYといわれる日曜大工をします。壁塗り、壁紙張り、クロス張替え、障子張替え、ポスト作りなどなど。いや、経験なんてなくてもやってみればなんとかなるもんです。

何につけても業者さんに頼むと途方もない金額になるんで、ただのケチと言えばケチなだけかもしれません(笑)今住んでいる家が、引っ越してきた当時、ずいぶん古い建物ということもあってかいろいろ手がけました。そのうち、問題が起こったのはお風呂の壁です。これがひび割れてきており、所々ポロポロとはがれ落ちてきてる状態。前に住んでいた方が、土壁をはがさずに上塗りしたため、上層の壁がはがれてきてるのです。

まず、上塗りしてあった壁を全部はがしてしまうことにしました。ぼろぼろの部分はすぐにはがれたのですが、その他の所が全くはがれません。やっぱりやめることにしようにも、何も手をつけてない状態より明らかにボロボロになってますし…。

家族から「えー?できるのぉ?」と冷やかされながら、「あー。余裕余裕」とか言ってしまった手前いまさらこの状態で止めるわけにもいかず、なんとか形に!とネットでいろいろ検索し、まず土を買わないことにはどうにもならない事に今更気づき、ネット通販で「だれでもできる珪藻土壁」を買いました。

これがだれでも「できない」でした。

まずは試し塗りの為、側面4面を塗り始めましたが、なかなかこれがどうして左官屋さんのように、平たくならない。まぁ職人さんは何年も修行してできるようになるわけですから、そんな一朝一夕でできるわけもなく。

通常1時間ほどでできます。と取扱説明書にあったのに4時間かけてぬりぬり。なんとか、素人にしては上出来。というところまで漕ぎ着けたのですが、ここで問題が。

次に天井塗りに入ろうとしたとき。「これどこ持つの?」と妻に言われ360度見回すと当然まだ乾いてない壁が。まさに四面楚歌!一般家庭の風呂場というのは、基本的に風呂場の半分が浴槽になっているので(多分)脚立を立てることもできません。仕方なく、椅子を持ってきてどこにも手をつけない状態で中腰になり、天井を塗る状態。これが想像以上にキツい…。

やっとの思いで仕上げて、さあ浴槽を洗って風呂貯めようか!と意気込んでみると今度は、配水管に壁を崩した土が詰まって水が流れない…。

本当に大変な一日で次の日は起き上がれなかったぐらい腰を痛めてしまいました。

ライタープロフィール

MASAKIさん/男性/年齢:40代/長野県在住/移住族であり、本州では住んだ地方はないほどの転勤&転職族 自己紹介 物書きが好きで、言葉や文字で人を笑わせるのが大好きチャットでも楽しいムードメーカーでありたいと思います。