- 心に残る一冊
- お気に入りの世界観、人生を変えた一冊、何度も読み返してしまう本を紹介します。
人生観が変わる教科書
2010/09/03
久々に手に取って読んでみた「PROJECT OF LIFE」(人生のプロジェクト)という本は、私の宝物の一つでもある。海外生活も今年で10年目になるのですが、言葉や、文化、習慣の違い、仕事で失敗したり、普通の生活の中でも何度も何度も壁にぶつかった事があります。たまたま日本に帰国した時に本屋で見つけたこの「PROJECT OF LIFE」をパラパラとめくった瞬間に目に入ったもの、それは子供達の写真の中に書かれていたワンフレーズ「成功は必ず失敗の延長線上に存在している。」っという言葉でした。
本屋の中で無我夢中になって読みました。っと言っても小説のような活字ばかりの本ではなく、世界中の子供達を中心にたくさんの写真の中に心に響く言葉が埋め込まれており、15分もあれば読めます。また、この素敵な写真と言葉のコラボレーションが何とも言えないほど胸にぐっとこみあげてくるものあり、ページをめくっていると、次のページには何が書かれているのか期待がふくらむわけで、もうこうなったら買わずにはいられません。
そして今私の手元(中国)にあるのですが、何かに行き詰った時に読むと、自分がちっぽけな事で悩んでいることに気づかされたり、「思っていても、変わらない。はじめないと、はじまらない。考え込むより行動・・・・・」っと何度この本に勇気づけられたことかわかりません。特に夢や目標を持たれている方にはおすすめの一冊で、私にも夢があるのですが、この本を読んでいると、間に合わないことはあってもできないことはないもない!っと本当にそう思わさせてくれます。
私の好きな言葉で「出合いのよろこび」という言葉があります。この本ともまさに出合いのよろこびであり、人生観を大きく変えてくれるものがあり、そしてふっと手を止めて見つめるページ、2人の男がレンガを積んでいる中「何をしてしているの?」と尋ねる。一人は「レンガを積んでいる」もう一人は「教会を造っている」と答え、この2人の将来は全く違うものになった・・・という短いストーリー。今自分がどう考えるかで将来が違うものになると思うと自分自身を見つめ直さずにはいられない。本当に自分の人生について考えさせられる一冊である。
人生のプロジェクト
Liccaさん/女性/年齢:30代/現在は中国在住/ワーキングホリデーで渡豪。価値観のないオーストラリアの魅力にとりつかれ、その2年後永住権取得。職場で出合ったオーストラリア人男性と結婚し、仕事・家庭・酒飲みに全力投球!いろんな事に挑戦することが好きな好奇心旺盛な三十代女性です。好きな言葉:「出合いのよろこび」