運の良かった話
ありえない…運の良かった話を紹介します。

まさかの大相撲観戦が叶った夢のような一日

2018/04/23

今までの人生で一番運が良かったのは、間違いなく大相撲名古屋場所を見ることができたことです。ちょうど出張で名古屋を訪れていた私は、大相撲が開催されていることを現地で知りました。小さいころから祖父と一緒にテレビの前で応援していた私は大の相撲ファン。当然ながら、「一目でもいいから力士に会いたい」という気持ちが膨らんで仕事が手につかない始末。

何とか午後には仕事が片付き、そそくさと出向先を後にして、向かった先はもちろん大相撲が開催されている「愛知県体育館」です。ネットで調べると力士たちが会場入りする際に間近で見ることができるのをゲット。チケットは無いから会場に入れませんが、雰囲気だけでも味わいたいという思いで足早に会場へと向かったのです。

大相撲名古屋場所が開催される「愛知県体育館」には、すでに力士の会場入りを待つ人だかりが・・・。私が到着したときには、力士を乗せた車が続々と会場入りしていたのです。運良く幕内力士を数人遠くから拝見し、それだけでもテンションアップ。そんな私を見かけたからなのか、一人のご老人が声をかけてきました。

ご老人:「あなた、若いのに大相撲が好きなのかい?」

私:「はい、小さいころから祖父とテレビ越しに見ていて、今日初めて会場に来たのです。」

ご老人:「ほう、それはそれは、早く会場に入って雰囲気を楽しまないのかい?」

私:「いえいえ、チケットは持っていないので、こうして外で興奮を味わっているのです。」

そう答えた私をじっと見たご老人は、おもむろにジャケットのポケットから一枚のチケットを取り出したのです。

ご老人:「もし宜しければ、私と一緒に本日の取り組みを見て頂けませんか?」

私は耳を疑いました。だって、見ず知らずの人にチケットを譲るなんて考えられないじゃないですか。しかも、4横綱が揃う貴重な機会。さすがに申し訳ないので何度も恐縮しながら断りを入れたのですが、それでもご老人は一緒に来る予定だった奥様が体調不良で一緒に来られなかったことを私に説明し、是非とも一緒に観戦してほしいと懇願してきたのです。その勢いに負けてお言葉に甘えた私は、初めての大相撲観戦を果たすことができました。もちろん、グッズも大量に購入して、今となっては貴重な番付表は、大切に自宅で飾られています。本当に夢のような一日が過ごせたことに感謝しています。

そのご老人とは、年賀状のやり取りを行う関係になりました。今度は自分でもチケットを購入して、名古屋場所で再開したいものです。

ライタープロフィール

けぼんさん/男性/年齢:40代/北海道在住/関東の大学を卒業し、言語聴覚士として地域のリハビリに貢献。一度関東へ戻るも、地元の北海道が恋しくなり再度移住。地元愛が強いからか、北海道各地の食のスポットにも精通。旅行と日本酒が大好きな40代。

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