私の生きるとは
生きるとは?…生きることについて、みんなの思いを紹介します。

「生きる」から「生かされている」への変化

2012/04/17

若い時は、一生懸命生きていると言う実感があり、辛い事も苦労も全て受け入れてきたのです。しかし、年を取ってくると、「生きる」というよりも「生かされている」と思うようになりました。

生きると言うことは、人生に目標と希望を持ち、逆風や向かい風に身をさらさなければなりません。しかし、全てが思い通リ運ぶわけではなく、時に挫折し自分を見失う事もあるはずです。

人生三歩進んで二歩下がると言う歌がありますが、一歩進んで二歩下がる時のほうが多かった時期があります。

50歳を期に早期リタイアして、海外移住をしてみると日本の社会を外側から見る事ができます。私が移住しているのはフィリピンですが、日本に比べると物価が5分の1ほどで、月に5万円あれば十分贅沢に暮らす事が出来ます。

仕事量が10分の1に減り、収入も10分の1になりましたが、自由な時間と言うものを手に入れる事が出来ました。愛する家族と、遣りたい事、そしてほんの少しのお金があれば良いと言ったのは、チャップリンでしたね。

フィリピンでは10パーセントが富を独占し、90パーセントが貧困に喘いでいます。私の周りでも仕事がある人は20人に1人です。

子供達がゴミを拾ってお金に換えたり、時には朝から夜中まで町中を歩きながら物貰いしています。でも、子供達は天使のような笑顔で貧困と言うイメージはまったく感じられません。1杯のご飯を10円で買い、道端の野草と塩で味付けした雑炊でも、家族4人が笑いながら食事をしているのです。

私は、海外の貧困エリアに住むことで、本当の家族とは、本当の幸せとは、を考えさせられました。

「生きる」という思考を変化させて、自然体であらゆる状況を受け入れると「生かされている」という穏やかな感情を持つようになります。

ライタープロフィール

Jack天野/男性/年齢:50代/セブ島在住/13歳より横須賀の将校クラブでドラマーデビュー、20歳でハモンドオルガン奏者、その後ピアノの弾き語りとしてファイアットリージェンシーと契約し東南アジア各国のホテルロービーピアニストを務めました。ちょっとマイナーな部分も含めて、楽しい記事を書きたいと思います。宜しくお願いします。