人生で一番はずかしかったこと
やってしまった…思い出すだけで赤面する恥ずかしい話を紹介します。

結婚式の入場でアーチを作った私と父

2013/09/30

私は韓国人の旦那と国際結婚をして7年目になります。
結婚式は韓国でのみ行ったのですが、初めての結婚の上に慣れない韓国での結婚式ということで、自分の想像とは違っていた部分も多く、その場その場で「え〜?」と驚くことの連続でした。

韓国の結婚式が日本の結婚式と一番違う点は、「時間が短い」ということです。短い時間の中で日本の結婚式の式と披露宴の両方の要素が少しずつ入っている感じで、結婚の誓いをしたり、お世話になった人からお話をいただいたり、指輪交換やケーキカット、友達の余興などまでを3、40分の間に行います。 式を3、40分挙げたあと、お客さんたちは準備されているビュッフェなどで勝手に食事をして帰るという形をとります。

時間が短いのでお色直しはもちろんなく、ウェディングドレス1着のみなのですが、私の場合は結婚式の2ヶ月前に準備のため韓国に数日滞在し、その時に結婚写真の撮影をするスタジオで借りるということになっていました。

何着かあるドレスの中から気に入った1着を選び試着をして、私は結婚式当日にドレスを着るのを楽しみにしていました。

私が選んだのは肩紐のないベアトップのドレスだったのですが、スタジオ側からは特に下着についての指示もなく、スタジオ側で貸してくれるという話もなく、ちょっと不安に思いながらも当日スタジオに向かいました。

そこで着せてくれたドレスは私が選んだドレスには違いないのですが、何やら背中を安全ピンのようなもので留めている模様なのです!私は私のサイズにドレスを直してくれているものと思っていたので一気に不安になりました。

メイクもしてもらい車で式場に移動する間も今にもドレスが下に下がってきそうな気がして全く落ち着きません。1度不安な気持ちを伝えてお世話で付いてくれているお姉さんに安全ピンをやり直してもらったのですが不安はおさまらないまま父と入場する時間になりました。

父に小声で「ドレス下がりそうなんだけど〜(涙)」と言うと、父も「え?大丈夫か?」と焦ってしまい、気遣うあまり?握っていた私の手をだんだん上に上げるので、気づくと私たち親子の手はかなり上まで上がってしまっていたのです。

今でも写真を見るとまるで父と私が手でアーチを作っているようにしか見えず、本当に恥ずかしいです。

ライタープロフィール

はなオンマさん/女性/年齢:30代/中国北京在住/中国在住9年目、夫は韓国人で2人の子供の育児中。もはや自分が何人か分からなくなってきている今日この頃。楽しくなれる記事を書いていきたいです。