ストレス解消法
ストレスを感じたときどうしてる?みんなのストレス解消法を紹介します。

私のストレス解消法

2012/05/28

現代を生きる私たちにとって、ストレスの原因となるものはさまざまにありますが、中でも大きいのは、やはり自分と同じ人間なのかもしれません。すなわち、人間関係から受けるストレスは、お勤めの方ならもちろん、友人同士でも、あるいはご家庭の中でさえ、避けては通れない現実なのです。もちろん、人間という生き物は、ある程度のストレスならガマン出来ますし、また多少のストレスならば刺激となって、かえって心身を活性化させもするものです。ただし、それは"ある程度ならば"ということで、中には深刻な場合だって当然のごとくあるものです。

いわゆる、反りが合う人、なんとなく気に入らない人というのは、どこに行っても、何人かは必ずいるもので、そんな人たちと合うのはそれ自体がストレスとなってしまいます。さて、そんなストレスは出来るだけ早く解消したいものですが、そのやり方も人によってまちまちかもしれません。わたしの場合のストレス解消法はというと、ちょっと大人しすぎるかもしれませんが、自分の部屋に閉じこもりタバコをふかしながら読書にふけるか、パソコンのワードを開いて取り留めのないことを書きまくることなのです。

こうしていると、知らず知らずのうちに、自分の胸につかえていたことが、いつの間にかふっと消えてしまっているのです。たとえ何かに悩んでいたとしても、なんであんなことに心を煩わせていたのかと思ってしまうくらい、キレイさっぱりと、もやもやとした気持ちが解消されていることすらあるのです。男であれば、もっと普通は酒を飲むとか、カラオケに行って大きな声で歌いまくるとかしそうなものなのですが、実をいうと、そういうのって好きではないのです。

確か明治の文豪である夏目漱石は、自分の気持ちをそのまま文章にしていると、いつの間にか、イライラとした気持ちから離れて、高い場所から冷静に自分を見つめることが出来る、というようなことを言っておりました。また、やはり文豪であるドイツのゲーテは、もやもやとした時は夜空の星を眺めるのだそうです。そして、星々の忍耐強い運行に思いをはせ、それに倣って、忍耐強い自分であろうとしたとのことでした。さて、私たちは彼らほど次元の高い存在ではないとはいえ、そんな生きる姿勢には大いに学んでいくべきなのでしょう。

ライタープロフィール

ガクドウさん/男性/年齢:50代/横浜市在住、サラリーマン時代から、文章を書く仕事に携わっていた関係から、現在はライターを職とするようになりました。人からちょっと変っていると言われますが、その分、ちょっと違った角度から物を書くことが出来ると思っております。よろしくお願いします。/ブログ