運の良かった話
ありえない…運の良かった話を紹介します。

よく当たった、二人の女大家

2011/05/13

中国に来て3年で、2回の引越しをしました。一番最初の家は、田舎出身の大家で、正直はずれの家でした。冬寒くて夏暑く、雨漏りはするし、環境は最悪、停電、停水はしょっちゅうで、大家もけちでやる気なしで礼儀なし、よくもまあ1年間も耐え抜いて、住み続けました。自分でもよくやったと思います。

ようやく1年の契約満了で、待ちに待った新しい家探しです。こうなると、意地でもいいお家を探してやるぞという気持ちがめらめらです。2番目の家は、自分で新聞の借家情報を片っ端から当たって、いい大家さんといいお家探しです。引っ越せるというだけでうきうきなのです。こうなると、家探しもぜんぜん苦痛ではありません。おかげで、中国語が上達しました。

冬の寒い日にたどり着いたお家が2番目の家です。この町に珍しく、緑あふれる団地で、しかも大家は女性で救急隊員です。かっこいいー。あるときなど救急車で100元を払いに家まで来てくれました。何か不都合があればすぐ来てくれるし、テレビは新しいのに変えてくれるし、扇風機、冷蔵庫は新品になるし言う事なしの家と大家さんでした。1年住んで、仕事場が遠くなったので、やむなく引越しです。

3番目の家探しの際は、仕事が忙しかったので、不動産屋を使いました。これがまたいい不動産屋に当たりました。中国では珍しく、お客さんを神様だと思っている会社です。教育のなってない、お客をなめている会社が多いので、いつもはうんざりの連続なのです。その不動産屋に神様に仕立てられて紹介されたのが、今の家です。家は便利な一等地で、80平方メートルの2LDKで月1330元の家賃です。当初より月300元もまけてくれる、なんと太っ腹の大家さん。すばらしい〜。1年目との何と大きな違いかと考えてしまうのでした。この大家さんも、何かあったらいつでも、すぐに駆けつけてくれる、とてもいい女の人です。中国は女性が強いというか、男女同権で女性の大家も多いです。しかしながら、よくいい大家さんにめぐり合えたものです。

ライタープロフィール

チャウチャウさん/男性/年齢:30代/中国 黄土高原在住/最初、中国の犬たちにはまりましたが、最近、中国の大木に、は まってきています。