心に残る一冊
お気に入りの世界観、人生を変えた一冊、何度も読み返してしまう本を紹介します。

人生を変えた一冊…それは326の言葉

2013/05/19

筆者は昔から自分に自信がなく、あまり積極的ではない人間でした。ですが、そんな性格を変えた一冊の本があります。それは高校生の時に出会った「326」というな名前の本で、326(ナカムラミツル)という作家の作品集です。イラストと一緒に添えられている詩やメッセージが、筆者を変えてくれました。

326を知ったきっかけ
元々この作家のことを知ったのは19というアーティストの作詞をしていたことからでした。友人から何気なく借りた19のアルバム曲の歌詞、そのひとつひとつがその時の自分にはとても衝撃的で、この人の詩をもっと読んでみたいと思っていた時に本屋で「326」を見つけました。

326という作家
この作家はヘタウマなイラストと一緒に色々なメッセージや詩を描いているのですが、そのメッセージがとても心に響きます。一見すると絵が上手いとはいえない作風から、326は周りから「プロにはなれない」ということを言われ続けてきました。ですが、自分らしく生きればいいというという思いで色々なことをやって、有名になったという経緯があります。そのなかで感じたことなどをたくさん描いており、それは決してプロでなくても共感ができるものなのです。

自分らしく生きるということを学んだ
この本のなかには326が生きてきて感じたことなどが描かれています。
当時自分は
「何をやってもダメだ」
「周りの期待に応えることはできない」
と自分を卑下してばかりいて色々なことから逃げていた感じがありました。ですが、この本を読んで「自分は自分らしくいればいい」と気付き、だんだんと変わっていったのです。それからというもの、自分にはできないという理由で新しいことには取り組んでいませんでしたが、積極的に色々なことに取り組む様になったのです。

高校時代の大きなきっかけ
当時、他にも変わったきっかけというのはいくつかあったのですが、この326の本はそのなかでも大きな部分を占めています。十年程経った今でもこの本から学んだひとつひとつが自分の心に残っており、辛くなった時には本を読み返してやる気や優しさをもらっています。

いつもみてるよ。がんばってるの、しってるよ。

ライタープロフィール

浅瀬ハマグリ/男性/年齢:30代/北海道在住/とにかく色々なことを経験したい、という気持ちで様々な仕事をしているうちに、気づけばちょっと特殊な仕事などもしていました。そんな経験を面白おかしく紹介できたらと思います。