運の良かった話
- ありえない…運の良かった話を紹介します。
超強運の持ち主
わたしは強運の持ち主だそうです。手相を見ることができるとかいう人に、「ちょっと貸して」といわれて手を出した瞬間。「ゲッ、超強運の持ち主だね」といわれたのです。1秒も見てないのに。何をどう見て強運だといったのか?手相に詳しい人にもう一度見てもらいたいものです。
そのせいかどうか、わたしは「自分は強運の持ち主」だと自己暗示にかかっているところがあります(笑)。最悪の状態でも「何とかなるだろう」と気楽に感じられるのはこの暗示のせいでしょう。
宵越しの金を持たないニュージーランド人と一緒にいると、若いころには、たまに極貧状態に陥ることがありました。残金数ドルとかいうことがあったわけです。明日食べるものがない。残金でパンを買うかミルクを買うか・・・そんなことを本気で悩む時期もありました。
そんな悩みに嫌毛がさして、「ええぃ、ワインでも買うか」と完全に開き直り、残ったお釣りで「宝くじでも買うか」と購入したくじが当選したことが何度かありました。といっても1億とかじゃないですよ、10万円程度です。でも、コインを握りしめていたわたしにしてみれば、ビックリするような大金が転がり込んできたわけです。気分は億万長者!
ただ、こんな幸運は、不思議なもので経済状況がよくなるとまったく起こらなくなりました。貧しい時には何かと頻繁に当選していたのに、余裕があると見事にまったく当たらない。お金があるから、たくさん購入しているにも関わらず、1枚だけ開き直って買っていたころのほうが当たっていたのです。
運というのは、ハングリー精神(?)が引き寄せるのかもしれませんね。強く念じればやってくる?
まぁ、つくづく幸せだと感じられる日々を毎日送っているので、念力が弱っているのかもしれません。天(運を操る人?)も、ほかの窮地に陥っている人に運を与えているのでしょう・・・たぶん。
山下なおこさん/女性/年齢:30代/ニュージーランド滞在(16年以上)、自然と素朴な料理が好きな女性です。