失敗体験談
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私のせいで大損害を与えてしまいました

2012/12/19

私は以前某ドラッグストアでアルバイトをしていた時期がありました。アルバイト経験は初めてでは無かったのですが、レジ仕事は初めてで、お釣りの返し方や領収書の書き方、クレジットカードの扱い方など覚えるのに色々苦労しました。

そんな大変だったアルバイトも1年以上続けると、自分の担当売り場を持つようになり、私は歯ブラシコーナーと文房具、雑貨類、ペットコーナーなどを担当する事になりました。発注を行う際に色々教えてもらい、特に問題なく発注作業を行っていたのですが、慣れてしまうと怖いのが発注であり、この発注が原因でアルバイトを辞める事になりました。

発注作業はバーコードを端末で読み込み欲しい数を注文する作業なので、難しい作業では無いのですが、商品によっては発注単価が違う物があり、通常欲しい数だけ注文すればいいのですが、中には10個単位で注文する物があり、通常は10個欲しければ「10」を入力すればいいのですが、10個単位の場合には10個欲しければ「1」という風に注文しなくてはならず、私は勘違いして10個単位の所に10と注文してしまい、結果お店には100個もの商品が届いてしまいました。

届いた日は休日だったのですが、店長から至急呼び出しがかかり、届いた商品を目の前にした時には一気に血の気が引きました。

誤発注がキャットフードや歯ブラシなどならいずれは売れるので問題は無かったのですが、私が注文した物は1個3000円以上するシュレッターを100個注文してしまい、店長にこっ酷く怒られてしまいました。ドラッグストアでシュレッターなど売れるはずも無く、結果給料から10個程買う羽目になり、残りの90個は社員の方々が購入するようになったようでした。

社員に買わせてしまった罪悪感からお店に居づらくなってしまい、最終的には辞める事になってしまいましたが、何とも後味の悪い辞め方になってしまいそれ以来お店には行っていません。レジの過不足が出た時も弁償させられたりなど何かと厳しい職場でしたが、人間関係は良かっただけに辞めたくは無い職場でしたね。

ライタープロフィール

秋山学さん/男性/年齢:30代/群馬県在住/ライター歴約9年位です。今までに男女問わずライターをさせていただき、ジャンルを問わないライターを心がけています。