私の生きるとは
生きるとは?…生きることについて、みんなの思いを紹介します。

生きる事は来世への修行

2012/12/10

ふと今生きている事を考える事があります。「自分は何の為に生きているのか?」「なぜ人間に生まれたのか?」など不思議に思う事があります。

私は生き物中で一番恵まれている生き物は人間だと思っています。人間よりも強い動物や生き物は居ると思いますが、人間には道具を使う能力があり、総合的に考えると人間が一番強いのでは?と思います。

私が人間の価値を考えるのは虫が死ぬ時です。夏場になると蚊などが出てきますが、人間の血を吸おうとすればすぐに殺されますし、ゴキブリに関しては人間に害を与えないのに見つけたらすぐに殺してしまいます。

「命を大事にしよう」というポスターなどを見ますが、人間の命と虫の命とでは価値が違うものなのか?と疑問に思っています。私が考えるには「人間の命」と「虫の命」とでは価値が違うのでは無いかと思います。ただしそれは害虫に限っての話で、蚊は人間の血を吸いますし、ゴキブリは衛生的に良くないなど人間に対してデメリットを及ぼす虫に関しては殺しても良いのでは無いかと考えています。

仏教用語に輪廻転生という言葉があります。害虫に生まれてきた命は、生前悪い事や人を殺めたりした犯罪者が生まれ変わるもので、罰としてにすぐに殺されやすい生物になっているのでは?と感じています。そして何度も苦しみを味わい、罰を終えたら人間になれるようになっており、また人間での行いが次の来世への査定になっているのではないかと思っています。

「一寸の虫にも五分の魂」という言葉がある通り、ゴキブリだって本当は殺してよい事なんて無いのだろうし、勝手に虫の命を奪う権利などどこにも存在しません。蚊やゴキブリを殺している時に命について考える時がありますが、殺す際には「来世は人間になれよ」と言いながらしぶしぶ殺しています。

ちなみに夏場に出てくる蚊ですが、実は雄は血を吸わないので人間には無害な生物だそうです。私はそれを聞いて以来、無闇に蚊を殺さず、血を吸っている蚊しか殺さないようにしています。

ライタープロフィール

秋山学さん/男性/年齢:30代/群馬県在住/ライター歴約9年位です。今までに男女問わずライターをさせていただき、ジャンルを問わないライターを心がけています。