TOEIC915点ビッキーさんの勉強法
ビッキーさんの経験から得た勉強法を紹介します。

賢いTOEICの文法習得方法

2010/05/30

ここではTOEICの文法問題に対する私の勉強法や使用したお勧めの参考書について紹介しましょう。英語の知識をたくさん持っているからと言って必ずしも高得点に繋がらないのがTOEICの難しいところです。では、知識以外に何が重要かというと、解答テクニックです。最初にも書いた通りTOEICは時間との勝負でもあるので、自分が持っている知識の中からいかに速く情報を引き出すかが高得点取得の鍵となるのです。ですから文法の勉強も解答ポイントをおさえると効率良く進めていくことができます。

文法の勉強を始める前にすることがあります。それは練習問題を解いて自分が弱いところをチェックすることです。先に書いた通り、Part5とPart6の問題では5つの解答ポイントがあります。従って練習問題を解いてそれら5つのうちどこが自分の苦手な分野かを知る必要があります。語彙が弱点であれば、先に書いた頻出単語の習得のやり方で単語力強化に努めます。ちなみに私は語彙を問う問題が弱かったので徹底的に単語力を磨く努力をしました。

語彙以外の時制や接続詞などが弱点の場合は参考書などを使って文法を叩き込みます。これらの文法を勉強するときに私はある参考書を使いました。それは石井辰哉氏の「TOEIC TESTリーディング完全攻略―文法・長文読解問題マル秘テクニック (アスカカルチャー) 」です。TOEIC頻出単語の習得で紹介した石井辰哉氏の著作で、TOEICテストの文法を勉強しやすくするために分かりやすく書かれています。文法の参考書というと項目ごとに文章で説明が書かれていて例文がいくつか載っているものが多いのですが、この参考書は項目毎に文法を説明した上でさらに間違いやすいポイントを解説しています。例えば使役動詞(make, have, letなどの「人に〜させる、してもらう」を表す動詞)の後には必ず動詞の原型を用いること、「もし〜であれば」という仮定法の文章では現在のことを言う場合でも動詞は過去形になる、など間違いやすいためにTOEICでもよく問われる事柄についてより注意をするよう解説があります。私にとってこの参考書はまさに「目からウロコ」という印象で十分に活用しました。

文法はポイントを押さえた上で単語同様繰り返し練習を続けてレベルアップをはかりましょう。

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ライタープロフィール

ビッキーさん/女性/年齢:20代/千葉県在住、TOEIC 915点(リスニング満点取得)。旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女性です。日頃はカロリー控えめのヘルシーな料理作りに励んでいます。