- とびっきりの大好物
- これがあれば何もいらない！とびっきりの大好物を紹介します。
薩摩地鶏の刺身
2010/10/25
名古屋コーチン、比内地鶏とともに日本三大地鶏のひとつである薩摩地鶏。江戸時代、荒々しい気性から武士がその闘争心にあやかるため庭で放し飼いにされていたという「薩摩鶏」とロードアイランドレッドという鶏を掛け合わせてできたのが「薩摩地鶏」です。
引き締まった肉質で脂肪分が少なくどんな料理にも使える薩摩地鶏ですが、私が生まれ育った鹿児島ではそれをよく刺身で食べます。そして私はその食べ方が一番おいしいと思っています。地元では「鶏さし」と呼ばれ愛される郷土料理です。今は故郷を離れて暮らしている私ですが帰省したときには必ず食べます。小さい頃から慣れ親しんでいて、テストで頑張ったときなどのちょっとしたご褒美として食べさせてもらっていました。
でも、鶏肉を刺身で食べるなんて！？と思う方がいるかもしれません。鶏肉はよく火を通して食べるものと言われますから当然ですね。でもこの薩摩地鶏の刺身は中は生の状態ですが表面をあぶって焼き目が付いているので大丈夫なのです。もちろん新鮮だからこそできる食べ方です。
食べ方はというと、すりおろしたにんにくをのせ、醤油を付けていただきます。この醤油も鹿児島ならではの甘口で濃い醤油がとてもよく合います。ひとくち食べたらもう止まりません。食感は皮の部分がコリコリとして歯ごたえが良く、中が柔らかで旨味があります。ご飯にもよく合いますし、焼酎のおつまみにも持ってこいの一品です。子どもから大人まで美味しく食べられるのが地鶏の刺身です。
県外の人からは鶏肉の刺身ということで最初は驚かれることが多いのですが、食べてみるととたんにその美味しさにやみつきになる人が続出です。県外では薩摩料理のお店などで食べることができます。また最近ではインターネット通販でも販売されているので簡単に購入できるようです。
こうして地鶏の刺身の話をしていると私も食べたくなってきました。実家に連絡して美味しい地鶏の刺身を送ってもらうとします。
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ビッキーさん／女性／年齢：20代／千葉県在住、TOEIC 915点（リスニング満点取得）。旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女性です。日頃はカロリー控えめのヘルシーな料理作りに励んでいます。