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チェコ／ミニチュアのような街プラハ
2010/11/21
プラハ城とカレル橋
ヨーロッパの国々は建装飾や形が可愛らしい建物が多く、まるでおとぎ話の世界にいるような感じがすることがあります。中央ヨーロッパにあるチェコの首都プラハも綺麗なお城や石畳の路地、細かい装飾がほどこされた建物などが多くありミニチュアで作られているような街です。
プラハはモルダウ川沿いに栄えた都市で旧市街地を含む歴史地区は中世の建築物が残っていて、その景観が世界遺産に登録されています。チェコは冷戦時代には社会主義国で外国人が訪れる今ほど多くなかったようです。しかし冷戦が終わり1993年にチェコスロバキアが分離してチェコ共和国になってからは観光客が増え続け中欧でも人気のある街です。
モルダウ川にかかるプラハで最も有名なカレル橋に行くとたくさんの人で賑わっていてなかなか前に進めないくらいです。このことからもプラハを旅する人がいかに多いかが分かります。カレル橋は全長250メートルで15世紀前半に完成したゴシック様式の橋です。欄干に聖人像がが並んでいて一体一体表情が違います。カレル橋は徒歩でのみ通行でき、橋の上ではストリートパフォーマンスをしていたりお土産を売っていたりと一日中賑やかな場所です。
プラハのシンボルといえば歴史地区にあるプラハ城でしょう。モルダウ川の西岸のフラチャニの丘にある居城です。今はチェコ大統領府があります。プラハ城の正門には衛兵が立っていて交代時間になると交代の様子を見ることができます。プラハ城内には旧王宮や修道院、様々な博物館などがありその敷地は広大です。フラチャニの丘から見渡すプラハ市内の景色は見事というほかに言葉がありません。カレル橋とプラハ城は夜になるとライトアップされ、その灯りがモルダウ川に映った風景がロマンチックでとても綺麗です。昼間と夜それぞれの表情を堪能するのも面白いですよ。
プラハには革命の舞台となったバーツラフ広場も有名です。1968年の「プラハの春」がソ連と東欧軍によって鎮圧された場所であり、1989年にはチェコの民主化革命が起こった「ビロード革命」の場として知られています。今では大通りとして人々が集う場所になっています。
ロマンチックで歴史ある街プラハはゆっくりと旅したい人にぴったりの場所です。
ビッキーさん／女性／年齢：20代／千葉県在住、TOEIC 915点（リスニング満点取得）。旅行と食べ歩きが趣味のアラサー女性です。日頃はカロリー控えめのヘルシーな料理作りに励んでいます。