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フィンランド／彫刻と緑があふれる公園　シベリウス公園

2011/06/19

シベリウス公園のオブジェ

フィンランドの首都ヘルシンキは、フィンランドの南側に位置しています。ヘルシンキはフィンランドの中では温暖な気候ではありますが、真冬の時期は気温がマイナス何十度となることもあるそうで、オーロラツアーやウィンタースポーツが目的ではなければ、フィンランドへの旅行は夏のシーズンがおススメです。

ヘルシンキ市内の北西に、シベリウス公園という公園があります。この公園の名前は、フィンランドが産んだ有名な作曲家「ジャン・シベリウス」から取られています。ジャン・シベリウスの代表的な作品としては、1900年に発表された「フィンランディア」という作品があげられます。この楽曲は愛国心を呼び覚ますとも言われています。フィンランディアという名前のフィンランドウォッカも発売されていますし、首都にある大きな公園の名前となることを考えても、シベリウスはフィンランド人に愛され、尊敬されているのでしょう。

シベリウス公園内部には、ユニークな形の彫刻が飾られています。一番目をひくのがフィンランドの女流彫刻家エイラ・ヒルトゥネンの作品であるステンレスパイプの彫刻です。前に立つととても大きく見え、大きなパイプオルガンにも大きなつららにも見えます。公園内には他にも彫刻が飾られていますので、公園内の彫刻を探して歩くのも良いでしょう。

シベリウス公園までは、ヘルシンキの中心部からバスで行くのが便利です。街を歩くことも観光のうちと思って、ゆっくりと公園まで歩いていくのもいいかもしれませんが、公園内を散策する体力を温存することも考えて、ご自身の体力とご相談になることをおススメします。

公園内にはカフェもあり、ゆっくりと夏のひとときをすごすには最適な場所です。よほどの異常気象でないかぎり、フィンランドの夏は、日本の夏と比べてとても過ごしやすく、真夏の時期でも日陰に入ると寒い位ですので、公園の木陰で休むつもりでしたら、夏でも上着を一枚持っていった方が良いと思います。

1. フィンランド／彫刻と緑があふれる公園　シベリウス公園
2. フィンランド／高台に立つ白亜の大聖堂
3. フィンランド／街が音楽にあふれる期間
4. フィンランド／ヘルシンキの車窓から
5. フィンランド／勝手なイメージでは大都市のはずだったノキア

ツカサさん／女性／年齢：30代／東京都在住、読書、ゲーム、音楽鑑賞、パソコンいじりが好きで、行列と人ごみが苦手なインドア派です。ひとまずなんでも疑ってみる性格で、理屈っぽいと良く言われます。