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徳島県/源平合戦ゆかりの地「旗山」

2012/06/10

徳島県/源平合戦ゆかりの地「旗山」

源平合戦ゆかりの地「旗山」

NHK大河ドラマ「平清盛」で、平家物語の舞台に注目が集まっています。香川県の「屋島」は、源平合戦の舞台として有名です。その「屋島の合戦」に向かう途中、源義経が立ち寄って自軍の士気を高めたのが、徳島県小松島市にある「旗山」です。

源義経は、屋島に逃れた平家に奇襲をかけるために、摂津国渡辺(大阪)から、船で阿波の勝浦(徳島県小松島市)に上陸しました。1185年2月のことです。そして、旗山に登り、山頂に源氏の白旗をかかげ、決戦を控えた自軍の士気を高揚しました。これが、「旗山」と呼ばれるようになった所以です。「山」と言っても、山頂まで一分ぐらいで登れる低さです。日本一低い弁天山よりは高いですが。

現在、旗山のシンボルとなっているのは、頂上にある源義経騎馬像です。1991年に建立されました。騎馬像としては日本最大だそうです。(高さ6・7メートル、幅4.4メートル、奥行き2.15メートル)

義経は、旗山山頂に白旗を立てて士気を高揚した後、平家のいる屋島に進軍して行くわけですが、旗山の付近には、これにまつわる史跡が散在しています。「義経ドリームロード」と呼ばれ、歴史ファンに親しまれています。

源義経が小松島に上陸したのは2月18日ですが、その日に最も近い日曜日に、義経夢想祭が行われます。

周りには長閑な田園地帯が広がる旗山。その山頂に登って義経騎馬像を眺めていると、源平合戦の時代にタイムスリップした気分になります。

「平清盛」を見て源平合戦に興味を持った方は、ぜひ、「旗山」と「義経ドリームロード」を訪れてほしいです。

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ライタープロフィール

ソウさん/男性/年齢:40代/徳島県在住/理系の学部を卒業後、システムエンジニア等の仕事を経て、法律系の資格にチャレンジするも合格できず。現在、ウェブ制作や輸入ビジネス関連の起業をしようと目論んでいます。飲み歩きや食べ歩き、街をブラブラしたり、隠れた名所を探索すのが大好きです。総合格闘技や沖縄空手、ヨガにも興味があります。波乱万丈の人生を送ってきたせいか、他人と違う視点で物事を見ることが多いです。