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チェンマイの市場の屋台で、激辛イサーン料理に挑戦

2014/07/29

ガイ・ヤーンもはずせない名物

ガイ・ヤーンもはずせない名物

タイ北東部の都市チェンマイでは、激辛料理として知られるイサーン料理が食べられます。とにかく大量の唐辛子、しかも激辛で有名なプリッキーヌ唐辛子を使っており、辛いものが好きな人であれば、涙を流して(いろんな意味で)喜ぶ料理だと思います。

代表的なのはソムタムでしょう。ソムタムはタイ全国で食べられていますが、もとはイサーン料理です。これは青いパパイヤを千切りにして、パクチーなどの香草や干しえび、香辛料と混ぜ合わせたものです。パパイヤのした食感と、ちょっくクセのあるパクチーの香りが混じり合い、そこに舌が痺れるような辛味が加わります。ビールのアテにするのにぴったりな一品です。

また、ラープも日本人の口に合いやすい料理だと思います。これは炒めた豚、鶏、魚などのひき肉と香草を混ぜ合わせ、レモンや香辛料で味付けしたものです。この料理もまた相当辛いです。レタスなどで包んで食べると辛味がマイルドになるので、初めて食べる方にはオススメです。

ガイ・ヤーンもはずせない名物です。簡単に言ってしまうと鶏の丸焼きです。これもやはりぴりっと辛い香辛料で味付けしてあります。

辛いの、ダメなんです…… という方でも、気軽に試せるイサーン料理がカオ・ニャオ。小さい蒸しカゴにもち米を入れて蒸したもの。ほんのりと甘いもち米は、どんな料理とも相性抜群ですよ。

チェンマイの市場前に並んでいる屋台街

これらの美味しいイサーン料理を、気軽にちょっとずつ試せてしまうのが、チェンマイの市場前に並んでいる屋台街。お惣菜を量り売りしているので、欲しい分だけ袋に詰めてもらえます。

トム・ヤン・クン

わたしはこちらでトム・ヤン・クンとカオ・ニャオを購入。トム・ヤン・クンはイサーン料理ではありませんが、唐辛子慣れしている土地柄だけあり、さすがに脳天直撃の辛さでした。辛いのに美味しいので食べ続けてしまい、最後には涙と鼻水で顔がぐちゃぐちゃに。

本当にそんなに辛いの? と思われた方、是非一度チェンマイに行って試してみてくださいね。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。