みんなの五つ星グルメ
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獲れたて旬の魚介を堪能できる、明石の人気イタリアン「CIRO」:兵庫県明石市

2014/01/10

美味しいというウワサを四方から聞いていて、どうしても行ってみたかった明石のイタリアンレストラン・CIRO。地元に住む妹が関西に遊びに来た機会を利用して、行ってみることにしました。

いろんなブログを拝見するに、予約を取るのが至難の技とのこと。一週間前の朝9時半から受付とのことで、フライング気味に電話をかけ続けるも、ずっと話中で出てくれない・・・。30分以上かけては切る、を繰り返したのち、やっと繋がって、18時という早めの時間が予約できました。

駅からちょっと歩く辺鄙な場所で、明石漁港が目と鼻の先。18時ちょっとすぎに店に着くと、店内はすでに満席で、料理を選ぶ人、待つ人の熱気がすごく、開け放たれた窓からばんばん吹き込む潮風が店内のヒートダウンにちょうどいいくらいです。

メニューをじっくり眺めて、前菜盛り合わせと、ピッツァと、パスタと、その日の魚のグリルを注文しました。まずはスプマンテで乾杯!前菜は「ナスのマリネ」「ツナとパプリカのサラダ」「キャベツと小豆のクリーム煮」「小タマネギのフリット」「ほうれん草オムレツ」どれも味付けがしっかりしていて美味しく、スプマンテが進んで仕方ありません。あっと言う間にグラスを干し、白ワインのデカンタに移ります。

次にやってきたのはピッツァ。「明石タコのマリナータ」「いろんな具のカプリチョーザ」のハーフ&ハーフ。タコが柔らかくて感動。カプリチョーザのモッツァレラチーズが塩気の効いたトマトソースと幸せすぎるカップリングです。美味しいを連呼しすぎてちょっとうるさいテーブルだったかも。

それからメインの魚のグリルが登場。パスタ前にお腹いっぱいにならないか心配で、小さめの魚をお願いしていたのですが、全然小さくないスズキでした。ピッツァを焼くナポリ釜で外はパリっと、中はジューシーに焼かれたスズキさんはいい仕事をしてました・・・合掌。

パスタに辿り着くまでに満腹にならないか心配していましたが、美味しいものっていくらでも入る気がするから不思議ですね。〆の一品にも関わらず、ヘビー級の「いろんな貝のクリームソース」をお願いしていたのですが、完璧なアルデンテのシェルパスタに、濃いチーズ風味のクリームソースがまったり絡んだ最高のお味。残ったソースがもったいなくて、いい加減お腹いっぱいなのにパーネ(ピザ生地)のハーフを頼んで、最後の一滴までぬぐう始末。女子二人の食べた量とは思えません。

これ全部で7500円でした。信じられない・・・

予約は取りにくいけれど、前菜とピッツァはテイクアウトもできるようなので、気軽に試してみてくださいね。  
チーロ(CiRO) 食べログ

ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。