コスタリカってどんな所?
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コスタリカのビーチタウン、カウィータ

2017/09/27

ワイルドなカリブ海

ワイルドなカリブ海

パナマ国境から2時間ほどバスで行ったところに、カウィータという小さなビーチタウンがあります。お隣のプエブロ・ビエホというビーチタウンの方が有名なのですが、パナマシティで泊まったホステルのオーナーさんが、カウィータの方が静かでいいよ、と勧めてくれたので、カウィータに行きました。

町自体は本当に小さく、バスターミナルの周りにホステルが何軒かと、レストランが並ぶメインストリート(と呼べればですが)があるのみです。ナイトライフなどのアクティビティを期待している人には向かないかもしれませんが、ただ海辺でのんびりしたい、という人にはぴったりだと思います。

中心地からプラヤ・ネグラ(黒海岸)沿いに1キロほど歩いたところにも、何軒かホステルが並んでいます。わたしはネット上でこの少し離れた場所にホステルを予約したのですが、夜は街灯もなく真っ暗になって出歩くのも憚られるくらいですし、周辺には1−2軒レストランと雑貨屋があるだけで、不便でした。そのため滞在するのはバスターミナル周辺の中心地がいいと思います。

サーフィンが好きな人には、プラヤ・ネグラが絶好のスポットです。やったことがないけどサーフィンを体験してみたい人は、プラヤ・ネグラで地元サーファーがレッスンをしてくれます。

カウィータの一番の見所は何と言っても国立自然公園でしょう。散策ルートに沿って、珍しい動植物が見られます。サーフィン波では怖くて海に入れないという人は、こちらの公園内の穏やかなビーチで海を楽しむといいでしょう。

海沿いの町だけあって、シーフードも美味しいです。中心地のレストランでは、獲れたての魚やエビを使った料理が楽しめます。ちょっと高くつきますが、季節によってはロブスターもあるようです。

カウィータのバスターミナル横には銀行があり、ATMも設置されています。ただここ1軒しかないので、自分の持っているカードが機能しないなどのトラブルがあったら、バスで20分ほどかけてプエブロ・ビエホまで行かないといけません。そのため、現金には余裕を持たせておくのがいいですね。

カウィータで、リゾート地とは一味違ったワイルドなカリブ海を体験してみてはいかがでしょうか。

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ライタープロフィール

そま ちひろさん/女性/年齢:30代/中南米(2013年現在)/フリーライターおよび翻訳業。お気に入りの国はインド、住んでみたい国はスペイン、そして現在は南米を縦横断中、という矛盾だらけの人生を満喫しています。著作に「ヘラクレイトスの水」(大宰治賞2009収録)。